SQL_ARD_TYPE

SQL_ARD_TYPE型識別子は、バッファー内のデータが ARD の SQL_DESC_CONCISE_TYPE フィールドで指定された型であることを示すために使用されます。 SQL_ARD_TYPEは、特定のデータ型ではなく、SQLGetData の呼び出しの TargetType 引数に入力され、記述子フィールドを変更してアプリケーションがバッファーのデータ型を変更できるようにします。 この値は、 *TargetValuePtr バッファーのデータ型を記述子フィールドに結び付けます。 (バインドされたバッファーの型は既にSQL_DESC_TYPEフィールドとSQL_DESC_CONCISE_TYPEフィールドに関連付けられており、これらのフィールドのいずれかを変更することでいつでも変更できるため、SQL_ARD_TYPEは SQLBindCol または SQLBindParameter の呼び出しに入力されません)。

SQL_ARD_TYPE型識別子を使用すると、間隔データ型の先頭の有効桁数と秒の有効桁数に既定以外の値を指定し、SQL_C_NUMERICデータ型の有効桁数と小数点以下桁数の値を指定できます。 詳細については、この付録で後述 する「間隔データ型の既定の先頭と秒の有効桁数のオーバーライドおよび「数値データ型の既定の有効桁数と小数点以下桁数のオーバーライド」を参照してください。