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ドライバーに直接接続する

データ ソースまたはドライバーの選択」と、このセクションの前半で説明したように、一部のアプリケーションではデータ ソースをまったく使用したくない場合があります。 代わりに、ドライバーに直接接続する必要があります。 SQLDriverConnect は、データ ソースを指定せずに、アプリケーションがドライバーに直接接続する方法を提供します。 概念的には、一時的なデータ ソースは実行時に作成されます。

ドライバーに直接接続するために、アプリケーションは DSN キーワードではなく接続文字列で DRIVER キーワードを指定します。 DRIVER キーワードの値は、SQLDrivers によって返されるドライバーの説明です。 たとえば、ドライバーに Paradox Driver という説明があり、データ ファイルを含むディレクトリの名前が必要だとします。 このドライバーに接続するために、アプリケーションは次のいずれかの接続文字列を使用する場合があります。

DRIVER={Paradox Driver};Directory=C:\PARADOX;  
DRIVER={Paradox Driver};  

最初の文字列では、ドライバーは追加情報を必要としません。 2 番目の文字列では、ドライバーは、データ ファイルを含むディレクトリの名前の入力を求める必要があります。