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相互運用可能な SQL ステートメントの構築

前のセクションで説明したように、相互運用可能なアプリケーションでは ODBC SQL 文法を使用する必要があります。 ただし、この文法を使用する以外にも、相互運用可能なアプリケーションでは、いくつかの追加の問題が発生します。 たとえば、外部結合など、すべてのデータ ソースでサポートされていない機能を使用する場合、アプリケーションは何を行いますか。

この時点で、アプリケーション ライターは、必要な言語機能と省略可能な言語機能についていくつかの決定を行う必要があります。 ほとんどの場合、特定のドライバーがアプリケーションで必要な機能をサポートしていない場合、アプリケーションはそのドライバーでの実行を拒否するだけです。 ただし、機能が省略可能な場合は、アプリケーションでこの機能を回避できます。 たとえば、ユーザーが機能を使用できるようにするインターフェイスのこれらの部分を無効にすることができます。

サポートされている機能を特定するには、SQL_SQL_CONFORMANCE オプションを使用してSQLGetInfo を呼び出すことからアプリケーションを開始します。 SQL 準拠レベルを使用すると、アプリケーションでサポートされている SQL の概要を確認できます。 このビューを絞り込むために、アプリケーションはSQLGetInfo を他のいくつかのオプションと共に呼び出します。 これらのオプションの完全な一覧については、SQLGetInfo 関数の説明を参照してください。 最後に、 SQLGetTypeInfo は、データ ソースでサポートされているデータ型に関する情報を返します。 次のセクションでは、相互運用可能な SQL ステートメントを構築するときにアプリケーションで監視する必要がある可能性のあるいくつかの要因を示します。

このセクションでは、次のトピックを扱います。