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変更の種類

ODBC 3.x (および任意のバージョンの ODBC) で 3 種類の変更が行われます。 これらはそれぞれ下位互換性に異なる影響を与え、異なった方法で処理されます。 次の表でこれらの変更について説明します。

変更のタイプ 説明
新機能 これらは、アウトオブライン バインディングや記述子など、ODBC 3.x の新機能です。 これらは、アプリケーションとドライバー、およびドライバー マネージャーがバージョン 3.x の場合にのみ実装されるため、これらの下位互換性を確保する試みはありません。
重複する機能 これらは ODBC 2.x と ODBC 3.x に存在する機能ですが、それぞれ異なる方法で実装されています。 SQLAllocHandle 関数と SQLAllocStmt 関数が一例です。 これらの機能やその他の重複する機能の下位互換性の問題は、ほとんどの場合、ドライバー マネージャーのマッピングによって処理されます。
動作の変更 これらは、ODBC 2.x と ODBC 3.x で異なる方法で処理される機能です。 datetime #define はその例です。 これらの機能は、環境属性の設定に基づいて ODBC 3.x ドライバーによって処理されます。 (詳細については、「動作変更」を参照してください。)