ODBC 3.x ドライバーの作成

次の表は、ODBC 3.x ドライバーと ODBC アプリケーションでサポートされている関数と、その関数が ODBC 3.x ドライバーに対して呼び出されたときにドライバー マネージャーによって実行されるマッピングを示しています。

機能	サポートされています 可否: ODBC 3.x ドライバー?	サポートされています 可否: ODBC 3.x のアプリケーション?	マッピング/サポート 可否: ODBC 3.x ドライバー マネージャーの ODBC 3.x ドライバーへの対応?
SQLAllocConnect	いいえ	いいえ [1]	はい
SQLAllocEnv	いいえ	いいえ [1]	はい
SQLAllocHandle	はい	有効	いいえ
SQLAllocStmt	いいえ	いいえ [1]	はい
SQLBindCol	はい	有効	いいえ
SQLBindParam	いいえ	はい [2]	はい
SQLBindParameter	はい	有効	いいえ
SQLBrowseConnect	はい	有効	いいえ
SQLBulkOperations	はい	有効	いいえ
SQLCancel	はい	有効	いいえ
SQLCloseCursor	はい	有効	いいえ
SQLColAttribute	はい	有効	いいえ
SQLColAttributes	いいえ [3]	いいえ	はい
SQLColumnPrivileges	はい	有効	いいえ
SQLColumns	はい	有効	いいえ
SQLConnect	はい	有効	いいえ
SQLCopyDesc	はい	はい	はい [4]
SQLDataSources	いいえ	イエス	はい
SQLDescribeCol	はい	有効	いいえ
SQLDescribeParam	はい	有効	いいえ
SQLDisconnect	はい	有効	いいえ
SQLDriverConnect	はい	有効	いいえ
SQLDrivers	いいえ	イエス	はい
SQLEndTran	はい	有効	いいえ
SQLError	いいえ	いいえ [1]	はい
SQLExecDirect	はい	有効	いいえ
SQLExecute	はい	有効	いいえ
SQLExtendedFetch	はい	No	いいえ
SQLFetch	はい	有効	いいえ
SQLFetchScroll	はい	有効	いいえ
SQLForeignKeys	はい	有効	いいえ
SQLFreeConnect	いいえ	はい [1]	はい
SQLFreeEnv	いいえ	はい [1]	はい
SQLFreeHandle	はい	有効	いいえ
SQLFreeStmt	はい	有効	いいえ
SQLGetConnectAttr	はい	有効	いいえ
SQLGetConnectOption	いいえ [5]	いいえ [1]	はい
SQLGetCursorName	はい	有効	いいえ
SQLGetData	はい	有効	いいえ
SQLGetDescField	はい	有効	いいえ
SQLGetDescRec	はい	有効	いいえ
SQLGetDiagField	はい	有効	いいえ
SQLGetDiagRec	はい	有効	いいえ
SQLGetEnvAttr	はい	有効	いいえ
SQLGetFunctions	いいえ [6]	はい	はい
SQLGetInfo	はい	有効	いいえ
SQLGetStmtAttr	はい	有効	いいえ
SQLGetStmtOption	いいえ [5]	いいえ [1]	はい
SQLGetTypeInfo	はい	有効	いいえ
SQLMoreResults	はい	有効	いいえ
SQLNativeSql	はい	有効	いいえ
SQLNumParams	はい	有効	いいえ
SQLNumResultCols	はい	有効	いいえ
SQLParamData	はい	有効	いいえ
SQLParamOptions	いいえ	番号	はい
SQLPrepare	はい	有効	いいえ
SQLPrimaryKeys	はい	有効	いいえ
SQLProcedureColumns	はい	有効	いいえ
SQLProcedures	はい	有効	いいえ
SQLPutData	はい	有効	いいえ
SQLRowCount	はい	有効	いいえ
SQLSetConnectAttr	はい	有効	いいえ
SQLSetConnectOption	いいえ [5]	いいえ [1]	はい
SQLSetCursorName	はい	有効	いいえ
SQLSetDescField	はい	有効	いいえ
SQLSetDescRec	はい	有効	いいえ
SQLSetEnvAttr	はい	有効	いいえ
SQLSetPos	はい	有効	いいえ
SQLSetParam	いいえ	番号	はい
SQLSetScrollOption	はい	有効	いいえ
SQLSetStmtAttr	はい	有効	いいえ
SQLSetStmtOption	いいえ [5]	いいえ [1]	はい
SQLSpecialColumns	はい	有効	いいえ
SQLStatistics	はい	有効	いいえ
SQLTablePrivileges	はい	有効	いいえ
SQLTables	はい	有効	いいえ
SQLTransact	いいえ	いいえ [1]	はい

[1] この関数は ODBC 3.x では非推奨です。 ODBC 3.x アプリケーションでは、この関数を使用しないでください。 ただし、Open Group または ISO CLI 準拠のアプリケーションでは、この関数を呼び出すことができます。

[2] ODBC 3.x アプリケーションでは、SQLBindParam の代わりに SQLBindParameter を使用する必要があります。 ただし、Open Group または ISO CLI 準拠のアプリケーションでは、この関数を呼び出すことができます。

[3] ドライバー ライターは ODBC 2.x 列の属性、SQL_COLUMN_PRECISION、SQL_COLUMN_SCALE、および SQL_COLUMN_LENGTH は、SQLColAttribute でサポートされている必要があることに注意してください。

[4] SQLCopyDesc は、記述子が異なるドライバーに属する接続間でコピーされるときに、ドライバー マネージャーによって部分的に実装されます。 ドライバーは、2 つの独自の接続で SQLCopyDesc をサポートする必要があります。 ドライバー マネージャーによって単独で実装される SQLDrivers などの関数は、この一覧には表示されません。

[5] 特定の状況では、ドライバーはこの関数をサポートする必要があります。 詳細については、「関数のリファレンス」ページをご覧ください。

[6] ドライバーがサポートする関数のセットが接続によって異なる場合、ドライバーは SQLGetFunctions をサポートすることを選択できます。