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データ ソースの仕様のサブキー

ODBC データ ソース サブキーにリストされている各データ ソースには、独自のサブキーがあります。 このサブキーの名前は、ODBC データ ソース サブキーの対応する値と同じです。 このサブキーの下の値は、ドライバー DLL を一覧表示する必要があり、データ ソースの説明を一覧表示できます。 ドライバーがトランスレーターをサポートしている場合、値には既定のトランスレーターの名前、既定の翻訳 DLL、および既定の翻訳オプションが一覧表示される場合があります。 値には、ドライバーがデータ ソースに接続するために必要なその他の情報が一覧表示される場合もあります。 たとえば、ドライバーにはサーバー名、データベース名、またはスキーマ名が必要な場合があります。

値の形式は次の表に示すとおりです。 必要なのはドライバーの値のみ。

名前 データの種類 データ​​
説明 REG_SZ 説明
ドライバー REG_SZ driver-DLL-path
TranslationDLL REG_SZ translator-DLL-path
TranslationName REG_SZ 翻訳者の名前
TranslationOption REG_SZ 翻訳-オプション
opt-value-name opt-value-type opt-value-data

たとえば、SQL Server ドライバーには、サーバー名と、OEM から ANSI への変換のフラグが必要であり、これらのサーバーと OEMTOANSI の値を定義するとします。 インベントリ データ ソースが Microsoft Code Page Translator を使用して、Windows Latin 1(1250)および多言語(850)コード ページの間で翻訳することも想定します。 Inventoryサブキーの値は、以下のようになります:

Description : REG_SZ : Inventory database on server InvServ  
Driver : REG_SZ : C:\WINDOWS\SYSTEM32\SQLSRV32.DLL  
OEMTOANSI : REG_SZ : Yes  
Server : REG_SZ : InvServ  
TranslationDLL : REG_SZ : C:\WINDOWS\SYSTEM32\MSCPXL32.DLL  
TranslationName : REG_SZ : MS Code Page Translator  
TranslationOption : REG_SZ : 12500850