ODBC アーキテクチャ
このアーキテクチャには、 4 つの主要なコンポーネントがあります:
アプリケーション は、処理を実行し、ODBC 関数を呼び出して SQL ステートメントを送信し、結果を取得します。
ドライバー マネージャー は、アプリケーションの代わりにドライバーのロードとアンロードを行います。 ODBC 関数の呼び出しを処理するか、ドライバーに渡します。
ドライバーは ODBC 関数呼び出しを処理し、SQL 要求を特定のデータ ソースに送信し、結果をアプリケーションに返します。 必要に応じて、ドライバーは、関連付けられている DBMS でサポートされている構文に要求が準拠するように、アプリケーションの要求を変更します。
データ ソース ユーザーがアクセスしたいデータと、DBMS へのアクセスに使用されるオペレーティング システム、DBMS、ネットワーク プラットフォーム (存在する場合) で構成されます。
ODBC アーキテクチャに関する次の点に注意してください。 第一に、複数のドライバーとデータ ソースが存在する可能性があります。これにより、アプリケーションは複数のデータ ソースのデータに同時にアクセスできます。 第二に、ODBC API は、アプリケーションとドライバー マネージャーの間、およびドライバー マネージャーと各ドライバーの間の 2 つの場所で使用されます。 ドライバー マネージャーとドライバーの間のインターフェイスは、サービス プロバイダー インターフェイス(SPI) と呼ばれることもあります。 ODBC の場合、アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) とサービス プロバイダー インターフェイス (SPI) は同じです。つまり、ドライバー マネージャーと各ドライバーは、同じ関数に対して同じインターフェイスを持っています。
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