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データ ソースの使用

通常、データ ソースは、エンド ユーザーまたは技術者が ODBC アドミニストレーターと呼ばれるプログラムを使用して作成します。 ODBC アドミニストレーターは、ドライバーを使用するようにユーザーを促し、そのドライバーを呼び出します。 ドライバーは、データ ソースに接続するために必要な情報を要求するダイアログ ボックスを表示します。 ユーザーが情報を入力すると、その情報はドライバーによってシステムに格納されます。

その後、アプリケーションはドライバー マネージャーを呼び出し、マシン データ ソースの名前またはファイル データ ソースを含むファイルのパスを渡します。 マシン データ ソース名を渡した場合、ドライバー マネージャーはシステムを検索して、そのデータ ソースが使用しているドライバーを検索します。 次に、ドライバーを読み込み、そのドライバーにデータ ソース名を渡します。 ドライバーは、データ ソース名を使用して、データ ソースに接続するために必要な情報を検索します。 最後に、ドライバーはデータ ソースに接続し、通常はユーザーにユーザー ID とパスワードを入力するよう求めます。ユーザー ID とパスワードは通常は保存されません。

ファイル データ ソースが渡された場合、ドライバー マネージャーはそのファイルを開き、指定されたドライバーを読み込みます。 ファイルに接続文字列も含まれている場合は、それをドライバーに渡します。 ドライバーは、接続文字列内の情報を使用してデータ ソースに接続します。 接続文字列が渡されなかった場合、通常はドライバーがユーザーに必要な情報を入力するよう求めます。