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コレクション セットのスケジュールの表示または変更 (SQL Server Management Studio)

適用対象: SQL Server

SQL Server Management Studio を使用して、コレクション セットのスケジュールの表示または変更ができます。

コレクション モードをキャッシュと非キャッシュのどちらにするかで、スケジュールをどのように変更できるかが決まります。 キャッシュ モードでは、コレクションとアップロードに別々のスケジュールが使用されます。 非キャッシュ モードでは、コレクションとアップロードに同じスケジュールが使用されます。 それぞれのシステム データ コレクション セットで使用されるコレクション モードの種類は次のとおりです。

  • ディスク使用量では非キャッシュ コレクション モードが使用されます
  • クエリ統計情報ではキャッシュ コレクション モードが使用されます
  • サーバー利用状況ではキャッシュ コレクション モードが使用されます

コレクション セットのスケジュールを表示する

  1. オブジェクト エクスプローラーで、 [管理] ノード、 [データ コレクション][システム データ コレクション セット]の順に展開します。

  2. コレクション セット名を右クリックし、[プロパティ] を選択して [データ コレクション セットのプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。

キャッシュ モードのコレクション セットのスケジュールを変更する

  1. オブジェクト エクスプローラーで、 [管理] ノード、 [データ コレクション][システム データ コレクション セット]の順に展開します。

  2. [クエリ統計情報] などのキャッシュ モードを使用するコレクション セットを右クリックし、[プロパティ] を選択して、[データ コレクション セットのプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。

  3. [全般] ページで収集頻度を変更できます。 これを行うには、次の手順を実行します。

    1. 詳細ペインで、 [コレクション アイテム] テーブルの [収集頻度 (秒)] 列に表示されている数値をダブルクリックします。

    2. より小さな数値を入力して収集頻度を増加させるか、またはより大きな数値を入力して収集頻度を減少させ、<localizedText>Enter</localizedText> キーを押して新しい値を格納します。

  4. コレクション セットの既存のアップロード スケジュールを変更するには、次の手順を実行します。

    1. [アップロード] ページを選択します。

    2. 詳細ウィンドウで、[選択] を選択します。

      [ジョブのスケジュール選択] ダイアログ ボックスが開きます。 利用可能なスケジュールがテーブルとして表示されます。

    3. 変更するスケジュールを持つ行を選択します。 たとえば、スケジュールを 5 分ごとの頻度に変更するには、スケジュール名が [CollectorSchedule_Every_5min] である行を選択します。

      Note

      選択したスケジュールのプロパティを表示および編集するには、[プロパティ] を選択して、このスケジュールの [ジョブ スケジュールのプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。 このダイアログ ボックスを使用して、頻度などのスケジュール情報を変更できます。

      既存のスケジュールを変更する代わりに、[アップロード] ページの [新規作成] を選択して新しいアップロード スケジュールを作成することもできます。 この操作を行うと、 [新しいジョブ スケジュール] ダイアログ ボックスが開きます。このページでは、カスタム スケジュールを作成できます。

    4. スケジュールの構成が完了したら、[OK] を選択します。

      加えた変更が [アップロード] ページに表示されます。

  5. [OK] を選択して、収集頻度とアップロード スケジュールの変更を保存し、[データ コレクション セットのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。

非キャッシュ モードのコレクション セットのスケジュールを変更する

  1. オブジェクト エクスプローラーで、 [管理] ノード、 [データ コレクション][システム データ コレクション セット]の順に展開します。

  2. [ディスク使用量] などのキャッシュ モードを使用しないコレクション セットを右クリックし、[プロパティ] を選択して、[データ コレクション セットのプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。

    [データ コレクション セットのプロパティ] ダイアログ ボックスが開き、コレクション セットのプロパティがページ ビューで表示されます。

  3. コレクション セットのスケジュールを変更するには、[選択] を選択します。

    [ジョブのスケジュール選択] ダイアログ ボックスが開きます。 利用可能なスケジュールがテーブルとして表示されます。

  4. 変更するスケジュールを持つ行を選択します。 たとえば、スケジュールを 5 分ごとの頻度に変更するには、スケジュール名が [CollectorSchedule_Every_5min] である行を選択します。

    Note

    選択したスケジュールのプロパティを表示および編集するには、[プロパティ] を選択して、このスケジュールの [ジョブ スケジュールのプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。 このダイアログ ボックスを使用して、頻度などのスケジュール情報を変更できます。

    既存のスケジュールを変更する代わりに、[全般] ページの [新規作成] を選択して新しい収集頻度とアップロード スケジュールを作成することもできます。 この操作を行うと、 [新しいジョブ スケジュール] ダイアログ ボックスが開きます。

  5. スケジュールの構成が完了したら、[OK] を選択します。

  6. [OK] を選択して、変更を保存し、[データ コレクション セットのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。

[データ コレクション セットのプロパティ] ダイアログ ボックス

[全般] ページ

このページを使用すると、データの収集方法とアップロード方法を構成し、スケジュールを構成し、管理データ ウェアハウスでのデータ保持期間を構成できます。 このページでは、コレクター型や収集頻度などコレクション セットに関する情報や、コレクション セットに使用される入力パラメーターの情報も提供します。

名前

このページが参照するコレクション セットの名前を表示します。

[データの収集およびアップロード]

データを収集して管理データ ウェアハウスにアップロードする方法を指定します。 以下のいずれかのオプションを選択します。

オプション 説明
[キャッシュしない - データを同じスケジュールで収集およびアップロードします。 選択した場合、次のオプションのいずれかを指定します。

[スケジュール] : データはスケジュールに従って収集およびアップロードされます。 [選択] を選択してスケジュールを定義済み一覧から選択するか、[新規作成] を選択して新しいスケジュールを作成します。

[要求時]: データは要求時に収集およびアップロードされます。
[キャッシュする - 一定の収集頻度でデータを収集およびキャッシュして、 別途設定されたスケジュールでキャッシュされたデータをアップロードします。 指定された収集頻度でデータを収集およびキャッシュします。 収集したデータを、別途設定されたスケジュールでアップロードします。

[収集頻度 (秒)]

コレクション セット内のコレクション アイテムを表示します。 コレクション アイテムごとに次の情報が提供されます。

  • 名前
  • [コレクターの種類]
  • [収集頻度] (秒)。 このフィールドは、 [データの収集およびアップロード] がキャッシュするように構成されている場合にのみ使用できます。 収集頻度を設定するには、このセルをダブルクリックします。

入力パラメーター。

コレクション セットに使用される入力パラメーターを表示します。

[実行するアカウント名]

コレクション セットの実行に使用するアカウントを指定します。 既定は、SQL Server エージェント サービスのアカウントです。 プロキシ アカウントが定義されている場合、この一覧には、使用可能なプロキシ アカウントの名前が含まれます。

[収集したデータを管理データ ウェアハウスに保持する期間を設定します。]

収集したデータを保持する期間を指定します。 以下のいずれかのオプションを選択します。

オプション 説明
[データ保持日数] このオプションは既定で選択されます。既定の保持期間は 14 日間です。
[データを無期限に保持] データを保持する期間に制限はありません。

[アップロード] ページ

このページを使用すると、このコレクション セットによって収集されるデータのアップロード スケジュールを構成できます。

Note

このタブは、 [キャッシュする] オプションが [データの収集およびアップロード]に対して構成されている場合にのみ使用できます。

[サーバー]

管理データ ウェアハウスをホストするサーバーの名前を表示します。 詳細については、「管理データ ウェアハウスの構成 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。

[管理データ ウェアハウス]

管理データ ウェアハウスの名前を表示します。 詳細については、「管理データ ウェアハウスの構成 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。

[最終アップロード]

コレクション セットに対して実行された最終アップロードの日付と時刻に関する情報を表示します。

[アップロード スケジュール]

コレクション セットのアップロード スケジュールを指定します。 有効になっている場合は、[選択] を選択してスケジュールを定義済み一覧から選択するか、[新規作成] を選択して新しいスケジュールを作成します。

[説明] ページ

このページを使用すると、このプロパティ ページが参照するコレクション セットの説明を表示できます。