srv_sendrow (拡張ストアド プロシージャ API)

適用対象:SQL Server

重要

この機能は、 SQL Serverの将来のバージョンで削除される予定です。 新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。 代わりに CLR 統合を使用してください。

クライアントに 1 行のデータを送信します。

構文

  
int srv_sendrow ( SRV_PROC *  
srvproc   
);  

引数

srvproc
特定のクライアント接続のためのハンドル (この場合は、言語要求を受け取るハンドル) である SRV_PROC 構造体を指すポインターです。 この構造体には、アプリケーションとクライアントの間の通信やデータを管理するために、拡張ストアド プロシージャ API ライブラリで使用する情報が格納されます。

返品

SUCCEED または FAIL。

解説

srv_sendrow 関数は、クライアントに送信される各行につき 1 回呼び出されます。 srv_sendmsgsrv_status、または srv_senddone を使用してメッセージ、状態値、または完了状態を送信する前に、すべての行をクライアントに送信しておく必要があります。

srv_describe によってすべての列を定義していない行を送信すると、拡張ストアド プロシージャ API アプリケーションで情報エラー メッセージが生成され、クライアントに FAIL が返されます。 この場合、その行は送信されません。

Note

拡張ストアド プロシージャ API ではクライアントへの計算行の送信はサポートされません。 また、ntexttext、または image データを含む行をクライアントに送信した場合、テキスト ポインターおよびテキスト タイムスタンプは含まれません。

重要

拡張ストアド プロシージャのソース コードを十分に確認し、コンパイル済み DLL を、運用サーバーにインストールする前にテストする必要があります。 セキュリティの確認およびテストについて詳しくは、Microsoft の Web サイトをご覧ください。

参照

srv_describe (拡張ストアド プロシージャ API)