データベースの整合性確認タスク (メンテナンス プラン)
適用対象: SQL Server
[データベースの整合性確認タスク] ダイアログを使用すると、DBCC CHECKDB
Transact-SQL ステートメントを実行することにより、ユーザーおよびシステム テーブルの割り当ておよび構造の整合性、データベース内のインデックスを確認できます。 DBCC CHECKDB
を実行することにより、データベース整合性に問題があった場合にレポートし、システム管理者またはデータベースの所有者によって対処できます。
[オプション]
接続
このタスクを実行するときに使用するサーバー接続を選択します。
New
このタスクを実行するときに使用する新しいサーバー接続を作成します。 [新しい接続] ダイアログ ボックスについては、後で説明します。
データベース
このタスクで操作するデータベースを指定します。
[すべてのデータベース]
tempdb
を除くすべての Microsoft SQL Server データベースに対して、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。[すべてのシステム データベース]
tempdb
を除く各 SQL Server システム データベースに対してメンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。 ユーザーが作成したデータベースではメンテナンス タスクは実行されません。[すべてのユーザー データベース]
ユーザーが作成したすべてのデータベースを対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。 SQL Server のシステム データベースではメンテナンス タスクは実行されません。
[これらのデータベース]
選択されたデータベースだけを対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。 このオプションをオンにする場合は、少なくとも 1 つのデータベースが一覧内で選択されている必要があります。
Note
メンテナンス プランは、互換性レベルが 80 以上に設定されているデータベースに対してのみ実行されます。 互換性レベルが 70 以下に設定されているデータベースは表示されません。
[インデックスを含める]
すべてのインデックス ページおよびテーブル データ ページの整合性を確認します。
[Physical only] \(物理のみ)
ページの物理構造の整合性、レコード ヘッダー、およびデータベースの割り当ての一貫性にチェックを限定します。 このオプションは、大規模なデータベースの DBCC CHECKDB の実行時間を大幅に短縮することがあるため、実稼働システムで頻繁に使用する場合にお勧めします。
[Tablock] \(Tablock)
DBCC CHECKDB が、内部データベースのスナップショットを使用せずに、ロックを取得します。 これにはデータベースの短期の排他 (X) ロックも含まれます。 このオプションを使用すると、負荷の高いデータベースでの DBCC CHECKDB の実行速度が速くなることがありますが、DBCC CHECKDB の実行中はデータベースでのコンカレンシーが低下します。
[T-SQL の表示]
選択したオプションに基づき、このタスクでサーバーに対して実行される Transact-SQL ステートメントを表示します。
Note
影響を受けるオブジェクトが大量にある場合は、表示にかなりの時間を要する場合があります。
[新しい接続] ダイアログ ボックス
接続名
新しい接続の名前を入力します。
[サーバー名の選択または入力]
このタスクを実行するときに接続するサーバーを選択します。
[更新]
使用できるサーバーの一覧を表示します。
[サーバーにログオンするための情報の入力]
サーバーの認証情報を指定します。
[Windows NT の統合セキュリティを使用する]
Microsoft Windows 認証を使用して、SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続します。
[特定のユーザー名とパスワードを使用する]
SQL Server 認証を使用して SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続します。 このオプションは使用できません。
ユーザー名
認証に使用する SQL Server ログインを指定します。 このオプションは使用できません。
パスワード
認証に使用するパスワードを指定します。 このオプションは使用できません。