パフォーマンス モニターを使用したレプリケーションの監視

適用対象:SQL Server

Microsoft Windows パフォーマンス モニターを使用すると、次のことができます。

  • グラフ、チャート、レポートを使い、コンピューターの効率を測定する
  • 発生するおそれのある問題 (リソース使用の不均衡、ハードウェアの不足、プログラム設計の不備など) を特定し、トラブルシューティングを行う
  • 追加のハードウェアのニーズを計画する

詳細については、「リソースの利用状況の監視 (パフォーマンス モニター)」をご覧ください。

パフォーマンス モニターでは、さまざまなプロセスのパフォーマンスについての情報を提供するパフォーマンス オブジェクトとカウンターが使用されます。 レプリケーション エージェントに関連するカウンターにより、レプリケーション パフォーマンスを計測できます。

エージェント パフォーマンス オブジェクト カウンタ 説明
すべてのエージェント Microsoft SQL Server レプリケーションエージェント 実行中 現在実行されているレプリケーション エージェントの数。
スナップショット エージェント SQL Server レプリケーション スナップショット Snapshot: Delivered Cmds/sec ディストリビューターに 1 秒間に配信されたコマンド数。
スナップショット エージェント SQL Server レプリケーション スナップショット Snapshot: Delivered Trans/sec ディストリビューターに 1 秒間に配信されたトランザクション数。
ログ リーダー エージェント (Log Reader Agent) SQL Server: レプリケーション ログ 閲覧者 Logreader:Delivered Cmds/sec ディストリビューターに 1 秒間に配信されたコマンド数。
ログ リーダー エージェント (Log Reader Agent) SQL Server: レプリケーション ログ 閲覧者 Logreader:Delivered Trans/sec ディストリビューターに 1 秒間に配信されたトランザクション数。
ログ リーダー エージェント (Log Reader Agent) SQL Server: レプリケーション ログ 閲覧者 Logreader: Delivery Latency パブリッシャーでトランザクションが適用されてから、ディストリビューターに配信されるまでの現在の経過時間 (ミリ秒)。
ディストリビューション エージェント SQL Server レプリケーション 配布 Dist: Delivered Cmds/sec サブスクライバーに 1 秒間に配信されたコマンド数。
ディストリビューション エージェント SQL Server レプリケーション 配布 Dist: Delivered Trans/sec サブスクライバーに 1 秒間に配信されたトランザクション数。
ディストリビューション エージェント SQL Server レプリケーション 配布 Dist: Delivery Latency トランザクションがディストリビューターに配信されてから、サブスクライバーで適用されるまでの現在の経過時間 (ミリ秒)。
[マージ エージェント] SQL Server レプリケーション 統合 Conflicts/sec マージ プロセス中に 1 秒間に発生した競合数。
[マージ エージェント] SQL Server レプリケーション 統合 Downloaded Changes/sec パブリッシャーからサブスクライバーに 1 秒間にレプリケートされた行数。
[マージ エージェント] SQL Server レプリケーション 統合 Uploaded Changes/sec サブスクライバーからパブリッシャーに 1 秒間にレプリケートされた行数。

参照

監視 (レプリケーション)