リソース ガバナーの無効化

  • [アーティクル]

適用対象: SQL ServerAzure SQL Managed Instance

SQL Server Management Studio か Transact-SQL を使用して、Resource Governor を無効にできます。

始める前に

リソース ガバナーを無効にすると、すぐに次のような影響があります。

  • 分類子関数は実行されません。

  • すべての新しい接続が、既定のワークロード グループに自動的に分類されます。

  • システムによって開始される要求は、内部ワークロード グループに分類されます。

  • ワークロード グループとリソース プールの既存の設定は、すべて既定値にリセットされます。 この場合、制限に達してもイベントは発生しません。

  • 通常のシステム監視は影響を受けません。

  • 構成は変更できますが、リソース ガバナーを有効にするまで変更は反映されません。

  • SQL Server の再起動時に、リソース ガバナーはその構成を読み込みません。このとき、既定および内部のワークロード グループとリソース プールのみが存在します。

制限事項と制約事項

ユーザー トランザクション内でリソース ガバナーを無効にする場合、 ALTER RESOURCE GOVERNOR ステートメントを使用できません。

アクセス許可

リソース ガバナーを無効にするには、CONTROL SERVER 権限が必要です。

オブジェクト エクスプローラーを使用してリソース ガバナーを無効にする

オブジェクト エクスプローラーを使用してリソース ガバナーを無効にするには

  1. SQL Server Management Studio で、オブジェクト エクスプローラーを開き、[管理] ノードを [リソース ガバナー]ノードまで再帰的に展開します。

  2. [リソース ガバナー]を右クリックし、[無効化]を選択します。

リソース ガバナーのプロパティを使用してリソース ガバナーを無効にする

[リソース ガバナーのプロパティ] ページでリソース ガバナーを無効にするには

  1. SQL Server Management Studio で、オブジェクト エクスプローラーを開き、[管理] ノードを [リソース ガバナー]ノードまで再帰的に展開します。

  2. [リソース ガバナー] を右クリックし、[プロパティ]を選択すると、[リソース ガバナーのプロパティ] ページが開きます。

  3. [リソース ガバナーの有効化] チェック ボックスをオフにして、[OK]を選択します。

Transact-SQL を使用してリソース ガバナーを無効にする

Transact-SQL を使用してリソース ガバナーを無効にするには

  1. ALTER RESOURCE GOVERNOR DISABLE ステートメントを実行します。

例 (Transact-SQL)

リソース ガバナーを有効にする例を次に示します。

ALTER RESOURCE GOVERNOR DISABLE;
GO

次のステップ