次の方法で共有


資格情報 (データベース エンジン)

適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance Azure Synapse Analytics Analytics Platform System (PDW) Microsoft Fabric SQL Database

資格情報とは、SQL Server 外のリソースへの接続に必要な認証情報 (資格情報) を含むレコードです。 この情報は、SQL Server によって内部的に使用されます。 通常、資格情報には Windows ユーザー名とパスワードが含まれます。

SQL Server に SQL Server 認証経由で接続しているユーザーは、資格情報に格納された情報によって、サーバー インスタンスの外部のリソースにアクセスできるようになります。 外部リソースが Windows である場合、ユーザーは、資格情報に指定されている Windows ユーザーとして認証されます。 1 つの資格情報は、1 つの SQL Server ログインだけにマッピングできます。 また、1 つの SQL Server ログインは、1 つの資格情報にだけマッピングできます。

マスター データベースに保存され、SQL Server のインスタンス全体で使用できる資格情報については、「CREATE CREDENTIAL (Transact-SQL)」を参照してください。 特定のデータベースで使用され、そのデータベースとともに移植可能な資格情報については、「CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL (Transact-SQL)」を参照してください。

システム資格情報は、自動的に作成され、特定のエンドポイントに関連付けられます。 システム資格情報の名前は 2 つのシャープ記号 (##) で始まります。

資格情報の詳細については、sys.credentials カタログ ビューおよび sys.database_scoped_credentials カタログ ビューを参照してください。

Fabric SQL データベースでは、データベース ユーザーの Microsoft Entra ID のみがサポートされている認証方法です。 データベース スコープの資格情報のみがサポートされます。

Shared Access Signature の作成
CREATE CREDENTIAL (Transact-SQL)
CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL (Transact-SQL)
SQL Server の保護