データベース ミラーリング - sys.dm_db_mirroring_auto_page_repair

適用対象:SQL Server

サーバー インスタンス上のミラー化されたデータベースに対して試行されたページの自動修復ごとに 1 行を返します。 このビューには、ミラー化された特定のデータベースに対して最近試行されたページの自動修復に対応する行が含まれます (データベースあたり最大 100 行)。 データベースあたりの最大行数に達すると、その後に試行されたページの自動修復の行によって、既存のエントリが置き換えられます。 次の表に、さまざまな列の意味を定義します。

列名 データ型 説明
database_id int この行が対応するデータベースの ID。
file_id int ページが配置されているファイルの ID。
page_id bigint ファイル内のページの ID です。
error_type int エラーの種類です。 指定できる値は次のとおりです。

-1 = すべてのハードウェア 823 エラー

1 = 不正なチェックサムまたはページの破損以外の 824 エラー (不適切なページ ID など)

2 = チェックサムが正しくありません

3 = 破損したページ
page_status int ページ修復の試行ステータスです。

2 = パートナーからの要求を待機中。

3 = パートナーに送信された要求。

4 = ページの自動修復 (パートナーから受信した応答) のキューに入れられます。

5 = ページの自動修復に成功し、ページは使用可能。

6 = 修復不可能。 これは、ページ修復の試行中にエラーが発生したことを示します。たとえば、ページがパートナーでも破損しているか、パートナーが切断されているか、ネットワークの問題が発生したためです。 この状態はターミナルではありません。ページで破損が再び発生した場合、ページはパートナーから再度要求されます。
modification_time datetime ページの状態に対する最後の変更時刻。

アクセス許可

サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

SQL Server 2022 以降のアクセス許可

サーバーに対する VIEW SERVER PERFORMANCE STATE 権限が必要です。

参照

ページの自動修復 (可用性グループ: データベース ミラーリング)
動的管理ビューと動的管理関数 (Transact-SQL)
suspect_pages (Transact-SQL)
suspect_pages テーブルの管理 (SQL Server)