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sys.dm_filestream_file_io_requests (Transact-SQL)

  • [アーティクル]

適用対象: SQL サーバー

特定の時点で名前空間所有者 (NSO) によって処理された I/O 要求の一覧を表示します。

列 タイプ 説明
request_context_address varbinary(8) ドライバーからの I/O 要求を含む NSO メモリ ブロックの内部アドレスを示します。 NULL 値は許可されません。
current_spid smallint 現在の SQL Server の接続のシステム プロセス ID (SPID) を示します。 NULL 値は許可されません。
request_type nvarchar(60) I/O 要求パケット (IRP) の種類を示します。 使用可能な要求の種類は、 REQ_PRE_CREATE、 REQ_POST_CREATE、 REQ_RESOLVE_VOLUME、 REQ_GET_VOLUME_INFO、 REQ_GET_LOGICAL_NAME、 REQ_GET_PHYSICAL_NAME、 REQ_PRE_CLEANUP、 REQ_POST_CLEANUP、 REQ_CLOSE、 REQ_FSCTL、 REQ_QUERY_INFO、 REQ_SET_INFO、 REQ_ENUM_DIRECTORY、 REQ_QUERY_SECURITY、および REQ_SET_SECURITYです。 NULL 値は許可されません。
request_state nvarchar(60) NSO の I/O 要求の状態を示します。 指定できる値は、REQ_STATE_RECEIVED、REQ_STATE_INITIALIZED、REQ_STATE_ENQUEUED、REQ_STATE_PROCESSING、REQ_STATE_FORMATTING_RESPONSE、REQ_STATE_SENDING_RESPONSE、REQ_STATE_COMPLETING、および REQ_STATE_COMPLETED です。 NULL 値は許可されません。
request_id int ドライバーによってこの要求に割り当てられた一意の要求 ID を表示します。 NULL 値は許可されません。
irp_id int 一意の IRP ID を表示します。 これは、特定の IRP に関連するすべての I/O 要求を識別する場合に役立ちます。 NULL 値は許可されません。
handle_id int 名前空間ハンドル ID を示しました。 これは NSO 固有の識別子で、インスタンス内で一意です。 NULL 値は許可されません。
client_thread_id varbinary(8) 要求を開始するクライアント アプリケーションのスレッド ID を示します。

警告: これは、クライアント アプリケーションが SQL Server と同じコンピューターで実行されている場合にのみ意味があります。 クライアント アプリケーションがリモートで実行されている場合、 client_thread_id には、リモート クライアントの代わりに動作するシステム プロセスのスレッド ID が表示されます。

Null 許容。
client_process_id varbinary(8) クライアント アプリケーションが SQL Server と同じコンピューター上で実行されている場合に、クライアント アプリケーションのプロセス ID を表示します。 リモート クライアントの場合は、クライアント アプリケーションの代わりに動作しているシステム プロセス ID を示します。 Null 許容。
handle_context_address varbinary(8) クライアントのハンドルに関連付けられている内部 NSO 構造体のアドレスを示します。 Null 許容。
filestream_transaction_id varbinary (128) 指定されたハンドルに関連付けられているトランザクションの ID と、このハンドルに関連付けられているすべての要求を表示します。 get_filestream_transaction_context関数によって返される値です。 Null 許容。

アクセス許可

SQL Server 2019 (15.x) 以前のバージョンでは、サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

SQL Server 2022 (16.x) 以降のバージョンでは、サーバーに対する VIEW SERVER PERFORMANCE STATE 権限が必要です。

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