sp_dropdynamicsnapshot_job (Transact-SQL)
適用対象: SQL サーバー
パラメーター化された行フィルターを持つパブリケーションに関する、フィルター選択されたデータ スナップショット ジョブを削除します。 このストアド プロシージャは、パブリッシャー側のパブリケーション データベースで実行されます。 ジョブが削除されると、関連するすべてのデータが MSdynamicsnapshotjobs システム テーブルから削除されます。
構文
sp_dropdynamicsnapshot_job
[ @publication = ] N'publication'
[ , [ @dynamic_snapshot_jobname = ] N'dynamic_snapshot_jobname' ]
[ , [ @dynamic_snapshot_jobid = ] 'dynamic_snapshot_jobid' ]
[ , [ @ignore_distributor = ] ignore_distributor ]
[ ; ]
引数
[ @publication = ] N'publication'
フィルター処理されたデータ スナップショット ジョブの削除元となるパブリケーションの名前。 @publication は sysname で、既定値はありません。
[ @dynamic_snapshot_jobname = ] N'dynamic_snapshot_jobname'
削除されるフィルター処理されたデータ スナップショット ジョブの名前。 @dynamic_snapshot_jobname は sysname で、既定値は %
です。 この値が指定されていない場合、既定では、 @dynamic_snapshot_jobidに関連付けられているジョブ名が使用されます。
@dynamic_snapshot_jobidまたは@dynamic_snapshot_jobnameのみを指定できます。 @dynamic_snapshot_jobidまたは@dynamic_snapshot_jobnameに値が指定されていない場合、パブリケーションのすべての動的スナップショット ジョブが削除されます。
[ @dynamic_snapshot_jobid = ] 'dynamic_snapshot_jobid'
削除されるフィルター処理されたデータ スナップショット ジョブの識別子。 @dynamic_snapshot_jobid は uniqueidentifier で、既定値は NULL
です。
@dynamic_snapshot_jobidまたは@dynamic_snapshot_jobnameのみを指定できます。 @dynamic_snapshot_jobidまたは@dynamic_snapshot_jobnameに値が指定されていない場合、パブリケーションのすべての動的スナップショット ジョブが削除されます。
[ @ignore_distributor = ] ignore_distributor
このパラメーターは、ディストリビューターでクリーンアップを実行せずに動的スナップショット ジョブを削除する場合に使用できます。 @ignore_distributor は bit で、既定値は 0
です。
リターン コードの値
0
(成功) または 1
(失敗)。
解説
sp_dropdynamicsnapshot
はマージ レプリケーションで使用されます。
アクセス許可
sysadmin固定サーバー ロールまたは固定データベース ロールdb_ownerのメンバーのみがsp_dropdynamicsnapshot
を実行できます。