sp_dropserver (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance

SQL Serverのローカル インスタンス上の既知のリモート サーバーとリンク サーバーの一覧からサーバーを削除します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_dropserver [ @server = ] 'server'   
     [ , [ @droplogins = ] { 'droplogins' | NULL} ]  

引数

server
削除するサーバーです。 server のデータ型は sysnameで、既定値はありません。 サーバー が存在する必要があります。

droplogins
droplogins が指定されている場合は、サーバーの関連するリモート およびリンク サーバー ログインも削除する必要があることを示します。 @droploginschar(10)で、既定値は NULL です。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)

解説

リモートおよびリンク サーバーのログイン エントリが関連付けられているサーバーで sp_dropserver を実行した場合、またはレプリケーション パブリッシャーとして構成されている場合は、エラー メッセージが返されます。 サーバーを削除するときに、サーバーのすべてのリモート およびリンク サーバー ログインを削除するには、 droplogins 引数を使用します。

sp_dropserver は、ユーザー定義トランザクション内では実行できません。

ローカル サーバー名を変更するsp_dropserverは、意図しない影響やサポートされていない構成を引き起こす可能性があります。

アクセス許可

サーバーに対する ALTER ANY LINKED SERVER 権限が必要です。

次の例では、リモート サーバーACCOUNTSと関連付けられているすべてのリモート ログインを、SQL Serverのローカル インスタンスから削除します。

sp_dropserver 'ACCOUNTS', 'droplogins';  

参照

セキュリティ ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
sp_addserver (Transact-SQL)
sp_dropremotelogin (Transact-SQL)
sp_helpremotelogin (Transact-SQL)
sp_helpserver (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)