sp_help_jobcount (Transact-SQL)
適用対象: SQL サーバー
スケジュールがアタッチされているジョブの数を提供します。
構文
sp_help_jobcount
[ [ @schedule_name = ] N'schedule_name' ]
[ , [ @schedule_id = ] schedule_id ]
[ ; ]
引数
[ @schedule_id = ] schedule_id
一覧表示するスケジュールの識別子。 @schedule_id は int で、既定値はありません。
@schedule_idまたは@schedule_nameを指定できます。
[ @schedule_name = ] N'schedule_name'
一覧表示するスケジュールの名前。 @schedule_name は sysname で、既定値はありません。
@schedule_idまたは@schedule_nameを指定できます。
リターン コードの値
0
(成功) または 1
(失敗)。
結果セット
次の結果セットを返します。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
JobCount |
int | 指定したスケジュールのジョブの数。 |
解説
この手順では、指定したスケジュールにアタッチされているジョブの数を一覧表示します。
アクセス許可
このストアド プロシージャは、 db_owner ロールによって所有されています。 EXECUTE
アクセス許可は任意のユーザーに付与できますが、SQL Server のアップグレード中にこれらのアクセス許可がオーバーライドされる可能性があります。
他のユーザーには、msdb
データベース内の次SQL Server エージェント固定データベース ロールのいずれかを付与する必要があります。
- SQLAgentUserRole
- SQLAgentReaderRole
- SQLAgentOperatorRole
これらのロールの権限の詳細については、「 SQL Server エージェントの固定データベース ロール」を参照してください。
sysadminのメンバーのみが、他のユーザーが所有するジョブのカウントを表示できます。
例
次の例では、NightlyJobs
スケジュールにアタッチされたジョブの数を一覧表示します。
USE msdb;
GO
EXEC sp_help_jobcount
@schedule_name = N'NightlyJobs';
GO