sp_help_spatial_geography_index_xml (Transact-SQL)

適用対象:SQL Server

geography 空間インデックスに関する指定したプロパティ セットの名前と値を返します。 主要なプロパティ セットまたはインデックスのすべてのプロパティを返すように選択できます。

結果は、選択したプロパティの名前と値を表示する XML フラグメントで返されます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

  
sp_help_spatial_geography_index_xml [ @tabname =] 'tabname'   
     [ , [ @indexname = ] 'indexname' ]   
     [ , [ @verboseoutput = ] 'verboseoutput' ]   
     [ , [ @query_sample = ] 'query_sample' ]   
     [ ,.[ @xml_output = ] 'xml_output' ]   

引数

「空間インデックス ストアド プロシージャの引数とプロパティ」を参照してください。

プロパティ

「空間インデックス ストアド プロシージャの引数とプロパティ」を参照してください。

アクセス許可

プロシージャにアクセスするには、ユーザーに PUBLIC ロールが割り当てられている必要があります。 サーバーと オブジェクトに対する READ ACCESS アクセス許可が必要です。

解説

NULL 値を含むプロパティは、返されるセットに含まれません。

次の例では、 を使用 sp_help_spatial_geography_index_xml して 、@qs の特定のクエリ サンプルのテーブル geography_col で定義されている空間インデックス SIndx_SpatialTable_geography_col2を調査します。 次の使用例は、選択したプロパティの名前と値を表示する XML フラグメント内の指定したインデックスのコア プロパティを返します。

その後、 XQuery が結果セットで実行され、特定のプロパティが返されます。

declare @qs geography  
        ='POLYGON((-90.0 -180, -90 180.0, 90 180.0, 90 -180, -90 -180.0))';  
declare @x xml;  
exec sp_help_spatial_geography_index_xml 'geography_col', 'SIndx_SpatialTable_geography_col2', 0, @qs, @x output;  
select @x.value('(/Primary_Filter_Efficiency/text())[1]', 'float');  

sp_help_spatial_geography_indexと同様に、このストアド プロシージャを使用すると、geography 空間インデックスのプロパティへのプログラムによるアクセスが簡単になり、結果セットが XML でレポートされます。

地理の境界ボックスは地球全体です。

必要条件

参照

空間インデックス ストアド プロシージャ
sp_help_spatial_geography_index
空間インデックスの概要
空間データ (SQL Server)
XQuery の基礎
XQuery 言語リファレンス