改ページ対応レポートのグラフに空のポイントを追加する (レポートビルダー)

適用対象: Microsoft Report Builder (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools の Report Designer

NULL 値は、系列内のデータポイント間の空白 (すきま) としてグラフに表示されます。改ページ対応レポートの空のポイントとは、null 値によって作成された空白に挿入できるデータポイントのことです。

既定では、空のポイントは、値が含まれている前のデータポイントと次のデータポイントの平均値を求めることによって計算されます。この構成を変更して、すべての空のポイントが値ゼロのデータポイントとして挿入されるようにすることもできます。

Note

ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポートビルダー、Power BI レポートビルダー、または SQL Server Data Tools のレポートデザイナーを使用して作成および変更できます。

グラフ上で空のポイントを指定する

[プロパティ] ペインを開きます。
デザイン画面で、NULL 値が含まれている系列を右クリックします。系列のプロパティが [プロパティ] ペインに表示されます。
[EmptyPoint] ノードを展開します。
[色] プロパティの色の値を選択します。
[EmptyPoint] ノードで [Marker] ノードを展開します。
[MarkerType] プロパティのマーカーの種類を選択します。

Note

空のポイントを横棒グラフ、縦棒グラフ、または散布図に追加するには、マーカーの種類を選択する必要があります。ただし、面グラフ、折れ線グラフ、およびレーダーグラフの場合は、マーカーを指定しなくても空白 (すきま) が自動的に塗りつぶされるので、マーカーの種類の選択は省略可能です。
空のポイントの値を設定します。
1. [プロパティ] ペインで、[CustomAttributes] ノードを展開します。
2. [EmptyPointValue] プロパティを設定します。前のデータポイントと次のデータポイントの平均値で空のポイントを挿入するには、 [Average] を選択します。値ゼロのデータポイントとして空のポイントを挿入するには、 [Zero] を選択します。