ページ分割されたレポートで日付または通貨として軸ラベルを書式設定する (レポート ビルダー)

適用対象: Microsoft レポート ビルダー (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools のレポート デザイナー

適切に書式設定された DateTime 値を、ページ分割されたレポート内の軸に表示すると、これらの値が日数として自動的にグラフに表示されます。 月や時間の間隔など、X 軸の日付や期間を指定するには、軸ラベルの書式を設定し、軸間隔の種類を有効な日付または期間に設定する必要があります。

Note

縦棒グラフおよび散布図の横軸 (X 軸) はカテゴリ軸です。 横棒グラフの縦軸 (Y 軸) もカテゴリ軸です。

期間を適切に書式設定するには、X 軸に表示される値が DateTime データ型に評価される必要があります。 フィールドに Stringのデータ型が設定されている場合、グラフでは間隔が日付や時間として計算されません。 グラフ要素の詳細については、「グラフ (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。

数値を Y 軸に追加した場合、既定では、グラフに数値が表示されるまで書式が設定されません。 数値フィールドが売上額の場合、グラフを読みやすくするために、数値を通貨として書式設定することを検討してください。

Note

ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポート ビルダー、Power BI レポート ビルダー、または SQL Server Data Tools のレポート デザイナーを使用して作成および変更できます。

X 軸のラベルの間隔を月単位に書式設定するには

1. グラフの横軸 (X 軸) を右クリックし、 [横軸のプロパティ] を選択します。

2. [横軸のプロパティ] ダイアログ ボックスで、 [数値] を選択します。

3. [カテゴリ] ボックスの一覧で、 [日付] を選択します。 [種類] ボックスの一覧で、X 軸のラベルに適用する日付書式を選択します。

4. [軸のオプション] を選択します。

5. [間隔] で、「 1」と入力します。 [間隔の種類] プロパティで、 [月] を選択します。

   Note

   間隔の種類を指定しない場合、グラフでは日単位の間隔が計算されます。

6. [OK] を選択します。

通貨の書式を使用して Y 軸ラベルを書式設定するには

1. グラフの縦軸 (Y 軸) を右クリックし、 [縦軸のプロパティ] を選択します。

2. [縦軸のプロパティ] ダイアログ ボックスで、 [数値] を選択します。

3. [カテゴリ] ボックスの一覧で、 [通貨] を選択します。 [記号] ボックスの一覧で、Y 軸ラベルに適用する通貨書式を選択します。

4. [OK] を選択します。

参照

グラフの軸ラベルの書式設定 (レポート ビルダーおよび SSRS)
グラフの書式設定 (レポート ビルダーおよび SSRS)
対数スケールの指定 (レポート ビルダーおよび SSRS)
軸の間隔の指定 (レポート ビルダーおよび SSRS)