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ページ分割されたレポートでのグループ式の例 (レポート ビルダー)

適用対象: Microsoft レポート ビルダー (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools のレポート デザイナー

ページ分割されたレポートのデータ領域では、1 つのフィールドでデータをグループ化することも、グループ化の基準となるデータを識別する、より複雑な式を作成することもできます。 複合式には、複数のフィールドやパラメーター、条件ステートメント、またはカスタム コードなどへの参照が含まれます。 データ領域に対してグループを定義する場合、これらの式を [グループ] プロパティに追加します。 詳細については、「データ領域でのグループの追加または削除 (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。

簡単なフィールド式に基づく 2 つ以上のグループをマージするには、各フィールドをグループ定義のグループ式一覧に追加します。

Note

ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポート ビルダー、Power BI レポート ビルダー、または SQL Server Data Tools のレポート デザイナーを使用して作成および変更できます。

グループ式の例

次の表に、グループの定義に使用できるグループ式の例を挙げます。

説明
Region フィールドでグループ化します。 =Fields!Region.Value
姓と名でグループ化します。 =Fields!LastName.Value

=Fields!FirstName.Value
姓の最初の文字でグループ化します。 =Fields!LastName.Value.Substring(0,1)
ユーザー選択に基づいてパラメーターでグループ化します。

この例では GroupBy パラメーターは、グループ化に使用する有効な選択肢を提供する使用可能な値の一覧に基づいている必要があります。
=Fields(Parameters!GroupBy.Value).Value
3 つの異なるの年齢範囲でグループ化します。

"21 未満"、"21 ~ 50"、および "51 以上"。
=IIF(First(Fields!Age.Value)<21,"Under 21",(IIF(First(Fields!Age.Value)>=21 AND First(Fields!Age.Value)<=50,"Between 21 and 50","Over 50")))
多数の年齢範囲でグループ化します。 次の例は、Visual Basic .NET で記述され、次の範囲に対して文字列を返すカスタム コードを示します。

25 以下

26 ~ 50

51 ~ 75

76 以上
=Code.GetRangeValueByAge(Fields!Age.Value)

カスタム コード :

Function GetRangeValueByAge(ByVal age As Integer) As String

Select Case age

Case 0 To 25

GetRangeValueByByAge = "25 or Under"

Case 26 To 50

GetRangeValueByByAge = "26 to 50"

Case 51 to 75

GetRangeValueByByAge = "51 to 75"

Case Else

GetRangeValueByByAge = "Over 75"

End Select

Return GetRangeValueByByAge

End Function