レポート ビルダー関数 - ページ分割されたレポートの CountRows 関数 (レポート ビルダー)

適用対象: Microsoft レポート ビルダー (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools のレポート デザイナー

ページ分割されたレポートで、NULL 値の行を含めて、指定されたスコープ内の行数を返します。

注意

ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポート ビルダー、Power BI レポート ビルダー、または SQL Server Data Tools のレポート デザイナーを使用して作成および変更できます。

構文

  
CountRows(scope, recursive)  

パラメーター

スコープ (scope)
(String) カウントするレポート アイテムを含むデータセット、データ領域、またはグループの名前です。

再帰
(列挙型) 省略可。 Simple (既定値) または RdlRecursiveです。 集計を再帰的に実行するかどうかを指定します。

戻り値の型

Integer値を返します。

解説

CountRows は、指定されたスコープ内のすべての行 (NULL 値を持つ行を含む) をカウントします。

scope の値には、式を指定することができません。また、この値では、現在のスコープまたはコンテナー スコープを参照する必要があります。

詳細については、「集計関数リファレンス (レポート ビルダーおよび SSRS)」および「合計、集計、および組み込みコレクションの式のスコープ (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。

再帰的集計については、「複数の再帰型階層グループの作成 (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。

例

次のコード例では、(式 GroupbyCategory に基づいた) [Category]という名前の行グループ内の行数を計算する式を示します。

="Number of rows: " & CountRows("GroupbyCategory")  

参照

レポートでの式の使用 (レポート ビルダーおよび SSRS)
式の例 (レポート ビルダーおよび SSRS)
式で使用されるデータ型 (レポート ビルダーおよび SSRS)
合計、集計、および組み込みコレクションの式のスコープ (レポート ビルダーおよび SSRS)