ページ分割されたレポートの外部アイテムに対するパスの指定 (レポート ビルダー)
適用対象: 
Microsoft レポート ビルダー (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools のレポート デザイナー
詳細レポート、サブレポート、画像ファイルなど、レポート定義ファイルの外部にあり、レポート サーバーに保存されるアイテムを参照するには、ページ分割されたレポート アイテムのプロパティに目的のアイテムへのパスを指定します。
Note
ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポート ビルダー、Power BI レポート ビルダー、または SQL Server Data Tools のレポート デザイナーを使用して作成および変更できます。
Note
レポート ビルダーでは、レポート サーバー上のアイテムへのパスを指定する必要があります。 ファイル システム上のアイテムへのパスはサポートされません。 これらのアイテムを使用するレポートは、アイテムが格納されているレポート サーバーに接続している場合にのみプレビューできます。
アクション、サブレポート、または画像のダイアログ ボックスで外部アイテムへのパスを指定する場合は、レポート サーバーを直接参照してアイテムを選択することができます。 詳細レポートまたはサブレポートを指定する場合は、アイテムを直接参照して選択することをお勧めします。 そうすると、レポートまたはサブレポートのパラメーターを指定するときに、ドロップダウン リストから適切なパラメーター名を選択できるようになります。 別のアイテムを指すようにアイテム パスを変更する場合は、必要に応じてパラメーターの名前と値を適切なものに手動で更新する必要があります。
ネイティブ モードで構成されているレポート サーバーでは、ファイル拡張子 .rdl を含まない詳細レポート名を指定します。
SharePoint 統合モードで構成されているレポート サーバーでは、ファイル拡張子 .rdl を含める必要があります。 次のいずれかのパスを指定できます。
メイン レポートからアイテムへの相対パス。 たとえば、../AllSubreports/Subreport1 のように指定します。 この例で、.. は、メイン レポートが格納されているフォルダーの 1 つ上のフォルダーを示します。
Note
レポート ビルダーの内部でレポートを実行する場合、相対パスはサポートされません。 外部アイテムへの相対パスを使用するレポートを表示するには、レポート サーバーにレポートを保存し、そこからレポートを実行します。
アイテムへの完全パス。
レポート サーバーの場合: パスは Home フォルダーの / から始まります。 たとえば、/Reports/AllSubreports/Subreport1 のように指定します。
SharePoint サイトの場合 、アイテムの完全な URL とファイル拡張子 .rdl を含めたレポート名を式で指定する必要があります。 たとえば、
="https://server/site/library/folder/Report1.rdl"のようにします。