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レポート サーバーでタイム ゾーンと時計の設定を変更する

レポート サーバーでは、サーバーがインストールされているコンピューターのローカル時刻が常に使用されます。 異なるタイム ゾーンを使用するように構成することはできません。 クライアント アプリケーションと、参照先のレポート サーバーのタイム ゾーンが異なる場合、スケジュールが設定された操作は、レポート サーバーのタイム ゾーンを使用して実行されます。 レポート マネージャーと SharePoint 管理ページの各スケジュール ページには、スケジュールが設定された操作が行われる正確な日時がわかるよう、タイム ゾーンが明記されます。 たとえば、カスタム スケジュールを作成するためのページには、"時間は (UTC-08:00) 太平洋標準時 (米国およびカナダ) で表されます" と表示されます。レポート サーバーにより、スケジュールをトリガーするために使用する SQL Server エージェント ジョブが作成されます。 レポート サーバーと SQL Server エージェントが別々のサーバーにある場合、タイム ゾーンがすべてのサーバーで同じである必要があります。

Note

レポート サーバー Web ポータルには、レポート サーバーの時刻設定に関係なく、常にクライアントのタイム ゾーンに表示される時間が表示されます。

タイム ゾーンを変更する (ネイティブ モード)

レポート サーバーをホストするコンピューターのタイム ゾーンを変更した場合、変更を有効にするにはレポート サーバー サービスを再起動する必要があります。

既存のレポート履歴スナップショットのタイムスタンプ値は、新しいタイム ゾーンの設定に同期されます。 午前 9 時にレポート履歴スナップショットを生成し、タイム ゾーンを 1 つ前のタイム ゾーンに再設定した場合、生成したスナップショットのタイムスタンプは午前 9 時から午前 10 時に変わります。

スケジュールの既存の設定は残りますが、新しいタイム ゾーンにスライドされます。 たとえば、太平洋標準時の午前 2 時にスケジュールを実行している場合に、タイム ゾーンをオーストラリア東部標準時に変更すると、スケジュールはオーストラリア東部標準時の午前 2 時に実行されます。

プロパティのタイムスタンプ値 (フォルダーまたはリンク レポート アイテムの作成日時など) は、新しいタイム ゾーンの設定に同期されません。 6 月 25 日の午前 9 時にアイテムを作成し、タイム ゾーンまたは時計の設定を変更しても、タイムスタンプは 6 月 25 日の午前 9 時のままです。

タイム ゾーンを変更する (SharePoint モード)

Reporting Services SharePoint モードのタイム ゾーンの構成は、SharePoint の地域設定の一部として管理されます。 詳細については、地域設定 (SharePoint Server 2010 (/previous-versions/office/sharepoint-server-2010/cc824907(v=office.14)) に関する記事を参照してください。

時刻設定を変更する

コンピューターの Windows クロックを変更しても、既存のタイムスタンプ値には影響しません。 たとえば、クロックを 1 時間前に移動しても、レポート履歴スナップショットのタイムスタンプは変更されません。 スケジュールおよび配信のプロセッサの設定が新しく切り替わるまでに、10 秒の遅延が発生する場合があります。 構成ファイルのポーリング間隔の設定を変更した場合、実際の遅延時間が異なることがあります。

レポート サーバー サービスの開始と停止
スケジュール