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テスト ケースの実行 (SybaseToSQL)

SSMA Tester でテスト ケースが実行されると、テスト対象に選択したオブジェクトがテスト エンジンによって実行され、検証結果についてのレポートが作成されます。 両方のプラットフォームで結果が同じ場合、テストは成功しました。 Sybase と SQL Server の間のオブジェクトの対応は、現在の SSMA プロジェクトのスキーマ マッピング設定に従って決定されます。

テストを成功させるには、すべての Sybase オブジェクトが変換され、ターゲット データベースに読み込まれることが必要です。 また、両方のプラットフォーム上のテーブルの内容が同期されるように、テーブル データを移行する必要があります。

テスト ケースを実行する

設定したテスト ケースを実行するには:

  1. [実行] ボタンをクリックします。
  2. [Sybase への接続] ダイアログ ボックスで接続情報を入力し、[接続]をクリックします。

テストが完了すると、テスト ケース レポートが作成されます。 [レポート] ボタンをクリックして、テスト ケース レポートの表示 (SybaseToSQL) を表示します。 テストの結果 (テスト ケース レポート) は、後で使用するためにテスト リポジトリの使用 (SybaseToSQL) に自動的に格納されます。

テスト ケースを実行する手順

前提条件

SSMA テスターは、テストを開始する前に、テストの実行に関するすべての前提条件が満たされているかどうかを確認します。 一部の条件が満たされていない場合は、エラー メッセージが表示されます。

初期化

この手順では、SSMA Tester によって、Sybase と SQL Server の両方に補助オブジェクト (テーブル、トリガー、ビュー) が作成されます。 これにより、テーブル比較モードが 変更のみである場合に、検証対象となる影響を受けるテーブルで行われた変更をトレースできます。

検証済みテーブルに USER_TABLE という名前が付けられているとします。 このようなテーブルの場合、次の補助オブジェクトが Sybase に作成されます。

次のオブジェクトは、Sybase では、SSMATESTER2005db または SSMATESTER2008db データベース、SQL Server では ssma_tester_changes スキーマに作成されます。

名前 タイプ 説明
USER_TABLE$Trg トリガー 検証済みテーブルの変更の監査するためのトリガーを設定します。
USER_TABLE$Aud テーブル 削除された行と上書きされた行が保存されるテーブル。
USER_TABLE$AudID テーブル 新しい行と変更された行が保存されるテーブル。
USER_TABLE 表示 テーブルの変更の簡略表示。
USER_TABLE$new 表示 挿入された行と上書きされた行の簡略表示。
USER_TABLE$new_id 表示 挿入された行と変更された行の識別。
USER_TABLE$old 表示 削除された行と上書きされた行の簡略表示。

次のオブジェクトは、Sybase と SQL Server の検証済みテーブルのデータベースに作成されます。

名前 タイプ 説明
USER_TABLE$Trg トリガー 検証済みテーブルの変更の監査するためのトリガーを設定します。

テスト オブジェクトの呼び出し

この手順では、SSMA Tester によってテスト用に選択された各オブジェクトが呼び出され、結果を比較し、レポートが表示されます。

終了処理

最終処理中に、SSMA Tester は初期化の手順で作成された補助オブジェクトをクリーンアップします。

次の手順

テスト ケースのレポートの表示 (SybaseToSQL)

参照

テストするオブジェクトの選択と構成 (SybaseToSQL)影響を受けるオブジェクトの選択と構成 (SybaseToSQL)移行されたデータベース オブジェクトのテスト (SybaseToSQL)