オプション (出力ウィンドウ - 全般)

適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed InstanceAnalytics Platform System (PDW)

このページは、出力ウィンドウの既定の動作を設定するのに使用できます。

出力ウィンドウは [ビュー] メニューから開くことができます。 この設定にアクセスするには、[ツール] メニューの [オプション] を選択し、[出力ウィンドウ] フォルダーを展開するか、Ctrl + Alt + O キーの組み合わせを使用します。

SQL Server Management Studio をお使いの場合に、より情報を詳細に提供する複数のログ チャネルがあります。

次の表に、各出力チャネルに関連付けられている各種メッセージの概要を示します。

チャネル 定義
[オブジェクト エクスプローラー] このチャネルでは、オブジェクト エクスプローラーでノードを展開するのに必要とされる SQL クエリのクエリ テキストと経過時間を出力します。 各クエリは、クエリの開始およびクエリの終了イベントを記録します。 各イベントには、クエリ対象のエンティティに関連付けられたタイムスタンプと URN があります。 URN は基になる SQL 管理オブジェクトを参照し、XPath スタイル階層で構成されます。 たとえば、サーバー "MyServer" 上のデータベース "Db" の "Table1" という名前のテーブルの URN の場合は、"Server[@Name='MyServer']/Database[@Name='Db']/Table[/@Name='Table1']" となります。 オブジェクト エクスプローラーでノードを 1 つ展開する場合、異なるパラメーターでこのようなクエリが複数必要になる場合があります。 クエリの終了イベントには、T-SQL テキストと共にクエリの経過時間が含まれます。 オブジェクト エクスプローラーが特定のノードを展開するのにいつもより時間がかかるような場合、このクエリ データがサーバー パフォーマンスの分析に有用です。 注: 展開時、このクエリの詳細が提供されるのは、オブジェクト エクスプローラーの一部のノードのみです。 既定で有効です。
テレメトリ テレメトリは、Microsoft によって収集された匿名機能の使用状況データのストリームです。 これらのイベントは、SSMS の使用状況を追跡する場合に役立つ可能性があります。 これは、展開するオブジェクト エクスプローラー ノードと、出力ウィンドウが開いているとき SSMS セッション中に実行されるコマンドを識別するのに役立ちます。 既定で有効です。
SQL クライアント このチャネルには、Microsoft.Data.SqlClient データ プロバイダーからの情報が表示されます。 このオプションで出力を表示するには、SSMS を再起動する必要があります。
Microsoft Entra Interactive 認証 Microsoft Entra 認証が使用されている場合、このチャネルでは認証プロセスに固有の情報が出力されます。
Azure REST API このチャネルは、Microsoft Entra 資格情報による認証が行われると開始されます。 このチャネルは、Azure に接続した機能が使用され、より多くのトラブルシューティング情報が必要な場合に、Azure REST API 呼び出しに固有の情報を出力します。
利用状況モニター このチャネルは、サーバーの利用状況モニターが開くと開始されます。 このストリームには、各クエリのクエリ テキストおよびタイムスタンプ、エラー メッセージ、および接続の問題のため一時停止中のモニターの通知を部分的に示すイベントが含まれています。 利用状況モニターがアイドル状態、あるいは更新されない状況にある場合、詳細については、この出力チャネルを確認してください。