@@CPU_BUSY (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance
この関数は、SQL Server が最後の起動以降にアクティブな操作に使用した時間を返します。 @@CPU_BUSY
から、CPU 時間の増分 ("ティック") が返されます。この値はすべての CPU 時間を累積したものであるため、実際の経過時間を超える場合があります。 マイクロ秒に変換するには、@@TIMETICKS を乗算します。
Note
@@CPU_BUSY または @@IO_BUSY で返される時間が、約 49 日分の累積 CPU 時間を超えた場合は、算術オーバーフロー警告が表示される可能性があります。 その場合、@@CPU_BUSY
、@@IO_BUSY
、および @@IDLE
の各変数は正確ではありません。
構文
@@CPU_BUSY
戻り値の型
integer
注釈
CPU アクティビティなどの複数の SQL Server 統計情報を含むレポートを表示するには、sp_monitor を実行します。
例
この例では、現在の日付と時刻の SQL Server CPU アクティビティを返します。 この例では、値の 1 つを float
データ型に変換します。 こうすることで、マイクロ秒単位の値を計算する際の算術オーバーフローの問題を回避できます。
SELECT @@CPU_BUSY * CAST(@@TIMETICKS AS FLOAT) AS 'CPU microseconds',
GETDATE() AS 'As of' ;
結果セットは次のとおりです。
CPU microseconds As of
---------------- -----------------------
18406250 2006-12-05 17:00:50.600
関連項目
sys.dm_os_sys_info (Transact-SQL)
@@IDLE (Transact-SQL)
@@IO_BUSY (Transact-SQL)
sp_monitor (Transact-SQL)
システム統計関数 (Transact-SQL)