TIMEFROMPARTS (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance Azure Synapse Analytics Analytics Platform System (PDW)

指定された有効桁数を使用して、指定された時刻を表す time 値を返します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

TIMEFROMPARTS ( hour, minute, seconds, fractions, precision )  

Note

SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

引数

hour
時間を指定する整数式。

minute
分を指定する整数式。

seconds
秒を指定する整数式。

fractions
小数部分を指定する整数式。

有効桁数 (precision)
返される time 値の有効桁数を指定する整数リテラル。

戻り値の型

time( precision )

解説

TIMEROMPARTS では、完全に初期化された time 値が返されます。 引数が無効な場合は、エラーが発生します。 パラメーターのいずれかが NULL の場合、NULL が返されます。 ただし場合、 有効桁数 引数が null の場合、エラーが発生します。

分数 引数によって異なります、 有効桁数 引数。 たとえば、precision が 7 の場合、小数部分はそれぞれ 100 ナノ秒を表します。precision が 3 の場合、小数部分はそれぞれ 1 ミリ秒を表します。 場合の値 有効桁数 が 0 の場合、値の 分数 もする必要があります。 0 にするそれ以外の場合、エラーが発生します。

この関数は、SQL Server 2012 (11.x) 以上のサーバーに対してリモート処理が可能です。 SQL Server 2012 (11.x) より前のバージョンのサーバーには、リモート処理は実行できません。

例

A. 秒の小数部を使用しない場合の簡単な例

SELECT TIMEFROMPARTS ( 23, 59, 59, 0, 0 ) AS Result;  

結果セットは次のようになります。

Result  
--------------------  
23:59:59.0000000  
  
(1 row(s) affected)  

B. 秒の小数部を使用する場合の例

以下の例は、fractions パラメーターと precision パラメーターの使用方法を示しています。

1. ときに 分数 5 の値を持つと 有効桁数 しの値の 1 の値を持つ 分数 5/10 秒を表します。

2. ときに 分数 5 の値を持つと 有効桁数 しの値の 1 の値を持つ 分数 5/10 秒を表します。

3. ときに 分数 5 の値を持つと 有効桁数 しの値の 1 の値を持つ 分数 5/10 秒を表します。

SELECT TIMEFROMPARTS ( 14, 23, 44, 5, 1 );  
SELECT TIMEFROMPARTS ( 14, 23, 44, 50, 2 );  
SELECT TIMEFROMPARTS ( 14, 23, 44, 500, 3 );  
GO  

結果セットは次のようになります。

----------------  
14:23:44.5  
  
(1 row(s) affected)  
  
----------------  
14:23:44.50  
  
(1 row(s) affected)  
  
----------------  
14:23:44.500  
  
(1 row(s) affected)