STCurveToLine (geography データ型)

適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance

円弧を含む geography インスタンスの多角形近似を返します。

構文

  
.STCurveToLine()  

Note

SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

戻り値の型

SQL Server 戻り値の型: geography

CLR の戻り値の型: SqlGeography

解説

CircularString または CompoundCurve インスタンスに対して LineString インスタンスを返します。

CurvePolygon インスタンスに対して Polygon インスタンスを返します。

CircularString、CompoundCurve、または CurvePolygon インスタンスを含まない geography インスタンスのコピーを返します。

SQL MM 仕様とは異なり、このメソッドは多角形近似の計算に z 座標値を使用しません。 呼び出し元の geography インスタンスに含まれているすべての z-coordinate 値は無視されます。

例

次の例は、LineString インスタンスの多角形近似である CircularString インスタンスを返します。

 DECLARE @g1 geography = 'CIRCULARSTRING(-122.358 47.653, -122.348 47.649, -122.348 47.658, -122.358 47.658, -122.358 47.653)';  
 DECLARE @g2 geography;  
 SET @g2 = @g1.STCurveToLine();  
 SELECT @g1.STNumPoints() AS G1, @g2.STNumPoints() AS G2;

参照

STLength (geography データ型)
STNumPoints (geography データ型)
空間データ型の概要