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ALTER CREDENTIAL (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance

資格情報のプロパティを変更します。

重要

ベスト プラクティスとして "行うべき" 情報です。タスクを完了するには "行う必要があります" Transact-SQL 構文表記規則

構文

ALTER CREDENTIAL credential_name WITH IDENTITY = 'identity_name'  
    [ , SECRET = 'secret' ]  

引数

credential_name
変更する資格情報の名前を指定します。

IDENTITY ='identity_name'
サーバーの外部に接続するときに使用するアカウントの名前を指定します。

SECRET ='secret'
送信の認証に必要なシークレットを指定します。 シークレット は省略可能です。

重要

Azure SQL Database でサポートされるのは、Azure Key Vault と Shared Access Signature の ID のみです。 Windows ユーザー ID はサポートされません。

解説

資格情報が変更されたとき、両方の値 identity_nameシークレット がリセットされます。 SECRET 引数を省略すると、格納されているシークレットの値は NULL に設定されます。

シークレットはサービス マスター キーを使用して暗号化されます。 サービス マスター キーが再生成された場合、シークレットは新しいサービス マスター キーを使って再暗号化されます。

資格情報に関する情報は、sys.credentials カタログ ビューで確認できます。

アクセス許可

ALTER ANY CREDENTIAL 権限が必要です。 資格情報がシステム資格情報の場合は、CONTROL SERVER 権限が必要です。

A. 資格情報のパスワードを変更する

次の例では、Saddles という資格情報に格納されているシークレットを変更します。 資格情報には、Windows ログイン RettigB とそのパスワードが含まれています。 新しいパスワードは、SECRET 句を使って資格情報に追加されます。

ALTER CREDENTIAL Saddles WITH IDENTITY = 'RettigB',   
    SECRET = 'sdrlk8$40-dksli87nNN8';  
GO  

B. 資格情報からパスワードを削除する

次の例では、Frames という資格情報からパスワードを削除します。 資格情報には、Windows ログイン Aboulrus8 とパスワードが含まれています。 SECRET オプションを指定しないので、ステートメントを実行した後、資格情報のパスワードは NULL になります。

ALTER CREDENTIAL Frames WITH IDENTITY = 'Aboulrus8';  
GO  

関連項目

資格情報 (データベース エンジン)
CREATE CREDENTIAL (Transact-SQL)
DROP CREDENTIAL (Transact-SQL)
ALTER DATABASE SCOPED CREDENTIAL (Transact-SQL)
CREATE LOGIN (Transact-SQL)
sys.credentials (Transact-SQL)