Workload 要素 (DTA)
適用対象: SQL サーバー
チューニング セッションで使用するワークロードを指定します。
構文
<DTAInput>
<Server>
...code removed...
<Workload>...</Workload>
要素の特性
特徴 | 説明 |
---|---|
データ型と長さ | [なし] : |
既定値 | [なし] : |
個数 | DTAInput 要素につき 1 回使用できます。 |
要素の関係
リレーションシップ | 要素 |
---|---|
親要素 | データベース エンジン チューニング アドバイザーの起動および使用 |
子要素 | File 要素 (DTA) Workload の Database 要素 (DTA) EventString 要素 (DTA) |
解説
ワークロードとは、チューニングするデータベースに対して実行する Transact-SQL ステートメントのセットです。 データベース エンジン チューニング アドバイザーは、ワークロードとして Transact-SQL スクリプト、トレース ファイル、トレース テーブルを使用できます。
XML 入力ファイルでワークロードを指定し、 dta ツールを使用してコマンド ラインでもワークロードを指定した場合、コマンド ラインで指定したワークロードがチューニングに使用されます。 コマンド ラインで指定したチューニング オプションはすべて、XML 入力ファイルで指定したオプションをオーバーライドします。 唯一の例外は、ユーザー定義の構成が XML 入力ファイルに評価モードで入力されている場合だけです。 たとえば、XML 入力ファイルの Configuration 要素に構成が入力されており、EvaluateConfiguration 要素も同様にチューニング オプションの 1 つとして指定されている場合、XML 入力ファイルで指定されたチューニング オプションは、コマンド プロンプトから入力されるいずれのチューニング オプションをオーバーライドします。
各チューニング セッションには 1 つのワークロードを指定する必要があります。
例
次のコード例では、 Workload 要素に対して MyDatabase.MyDBOwner.TuningTable001 トレース テーブルを指定します。 TuningTable001 は SQL Server Profiler でチューニング テンプレートを使用し、トレース出力をテーブルとして保存することによって作成されたものです。
<DTAXML ...>
<DTAInput>
<Server>
...code removed here...
</Server>
<Workload>
<Database>
<Name>MyDatabase</Name>
<Schema>
<Name>MyDBOwner</Name>
<Table>
<Name>TuningTable001</Name>
</Table>
</Schema>
</Database>
</Workload>
...code removed here...
</DTAInput>
</DTAXML>