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ブール値コンストラクター関数 - true (XQuery)

適用対象:SQL Server

xs:boolean 値 True を返します。 これは、xs:boolean("1") と同じです。

構文

fn:true() as xs:boolean  

このトピックでは、AdventureWorks データベースのさまざまな xml 型列に格納されている XML インスタンスに対する XQuery の例を示します。

A. XQuery 論理関数 true() の使用

次の例では、型指定されていない xml 変数に対してクエリを実行します。 value() メソッドの式は、"aaa" が属性値の場合はブール値 true() を返します。 xml データ型の value() メソッドは、ブール値をビットに変換して返します。

DECLARE @x XML  
SET @x= '<ROOT><elem attr="aaa">bbb</elem></ROOT>'  
select @x.value(' if ( (/ROOT/elem/@attr)[1] eq "aaa" ) then fn:true() else fn:false() ', 'bit')  
go  
-- result = 1  

次の例では、型指定された xml 列に対してクエリを指定します。 式は if 、要素の型指定されたブール値を <ROOT> チェックし、それに応じて構築された XML を返します。 この例では、次の処理を実行します。

  • xs:boolean 型の要素を <ROOT> 定義する XML スキーマ コレクションを作成します。

  • XML スキーマ コレクションを使用して、型指定された xml 列を持つテーブルを作成します。

  • XML インスタンスを列に保存し、クエリを実行します。

-- Drop table if exist  
--DROP TABLE T  
--go  
DROP XML SCHEMA COLLECTION SC  
go  
CREATE XML SCHEMA COLLECTION SC AS '  
<schema xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"  
targetNamespace="QNameXSD" >  
      <element name="ROOT" type="boolean" nillable="true"/>  
</schema>'  
go  
CREATE TABLE T (xmlCol XML(SC))  
go  
-- following OK  
insert into T values ('<ROOT xmlns="QNameXSD">true</ROOT>')  
 go  
-- Retrieve the local name.   
SELECT xmlCol.query('declare namespace a="QNameXSD";   
   if (/a:ROOT[1] eq true()) then  
       <result>Found boolean true</result>  
   else  
       <result>Found boolean false</result>')  
  
FROM T  
-- result = <result>Found boolean true</result>  
-- Clean up  
DROP TABLE T  
go  
DROP XML SCHEMA COLLECTION SC  
go  

参照

ブール型コンストラクター関数 (XQuery)