Data Protection Manager

重要

このバージョンの Data Protection Manager (DPM) がサポート終了に達しました。 DPM 2022 にアップグレードすることをお勧めします。

すべてのorganizationには、計画的および計画外の停止中にリソースを確実に使用できるようにするためのビジネス継続性とディザスター リカバリー (BCDR) 戦略が必要です。 BCDR 戦略は、データの安全性と回復可能性を維持し、ビジネスのワークロード、アプリケーション、サービスを継続的に利用できるようにします。 System Center Data Protection Manager (DPM) は、堅牢なエンタープライズ向けバックアップであり、エンタープライズ データのバックアップと回復をサポートすることで BCDR 戦略に貢献する回復システムです。

System Center DPM は、次の目的で展開できます。

  • アプリケーション対応バックアップ: Microsoft ワークロードのアプリケーション対応バックアップ。SQL Server、Exchange、SharePoint など。

  • ファイル バックアップ: Windows サーバーと Windows クライアント オペレーティング システムを実行しているコンピューターのファイル、フォルダー、ボリュームをバックアップします。

  • システム バックアップ: Windows サーバーまたは Windows クライアント オペレーティング システムを実行する物理コンピューターのシステム状態のバックアップまたは完全なベア メタル バックアップ。

  • 仮想マシンのバックアップ: Windows または Linux を実行している Hyper-V または VMware 仮想マシン (VM) をバックアップします。 Windows を実行している Hyper-V/VMware VM で、VM 全体をバックアップしたり、Microsoft ワークロードのアプリケーション対応バックアップを実行したりすることができます。

  • 「DPM でバックアップできる機能」の完全な一覧を取得します。

DPM では、バックアップ データを次の場所に格納できます。

  • ディスク: 短期的な記憶域の場合、DPM はデータをディスク プールにバックアップします。

  • Azure: 短期ストレージと長期ストレージの両方で、ディスク プールに格納されている DPM データは、Azure Backup サービスを使用して Microsoft Azure クラウドにバックアップできます。

  • テープ: 長期保存の場合は、データをテープにバックアップし、オフサイトに保存できます。

障害が発生してソース データが使用できなくなった場合、DPM を使用することで元のソースまたは別の場所にデータを簡単に復元することができます。 そうすれば、予定されていた問題または予期しない問題のせいで元のデータを使用できない場合に、別の場所からデータを簡単に復元できます。 DPM はデータベースとしてSQL Serverを使用し、ディザスター リカバリーのために DPM サーバー自体を保護します。 次の図に、DPM のバックアップ機能の概要を示します。

DPM バックアップ ワークフローの図。

次の手順

詳細について「How does DPM work? (DPM のしくみ)」を参照する