Data Protection Manager
重要
Service Provider Foundation (SPF) は System Center 2025 から廃止されました。 ただし、SPF 2022 は引き続き System Center 2025 コンポーネントで動作します。
すべての組織には、計画的および計画外の停止中にリソースを確実に利用できるようにするためのビジネス継続性とディザスター リカバリー (BCDR) 戦略が必要です。 BCDR 戦略では、データを安全かつ回復可能に保ち、ビジネス ワークロード、アプリケーション、サービスを継続的に利用できるようにする必要があります。 System Center Data Protection Manager (DPM) は、エンタープライズ データのバックアップと回復を容易にすることで BCDR 戦略に貢献する堅牢なエンタープライズ バックアップおよび回復システムです。
System Center DPM は次の目的で展開できます。
アプリケーション対応のバックアップ: SQL Server、Exchange、SharePoint などの Microsoft ワークロードのアプリケーション対応バックアップ。
ファイル バックアップ: Windows サーバーと Windows クライアント オペレーティング システムを実行しているコンピューターのファイル、フォルダー、ボリュームをバックアップします。
システム バックアップ: Windows サーバーまたは Windows クライアント オペレーティング システムを実行している物理コンピューターのシステム状態をバックアップするか、完全なベアメタル バックアップを実行します。
仮想マシンのバックアップ: Windows または Linux を実行している Hyper-V または VMware 仮想マシン (VM) をバックアップします。 Windows を実行している Hyper-V/VMware VM で、VM 全体をバックアップしたり、Microsoft ワークロードのアプリケーション対応バックアップを実行したりできます。
DPM でバックアップできる の完全な一覧を取得する
DPM はバックアップ データを次のデータに格納できます。
ディスク: 短期的な記憶域の場合、DPM はデータをディスク プールにバックアップします。
Azure: 短期ストレージと長期ストレージの両方について、ディスク プールに格納されている DPM データを Azure Backup サービスを使用して Microsoft Azure クラウドにバックアップできます。
テープ: 長期保存の場合は、データをテープにバックアップし、その後オフサイトに保存できます。
障害が発生し、ソース データが使用できない場合は、DPM を使用して、元のソースまたは別の場所にデータを簡単に復元できます。 そうすることで、計画的または予期しない問題のために元のデータが使用できない場合は、別の場所からデータを簡単に復元できます。 DPM は SQL Server をデータベースとして使用し、ディザスター リカバリーのために DPM サーバー自体を保護します。 次の図は、DPM バックアップ機能の概要を示しています。
次のステップ
詳細については、「 DPM のしくみ」を参照してください。