次の方法で共有


Operations Manager でネットワークを監視するための実行アカウント

重要

このバージョンの Operations Manager はサポート終了に達しました。 Operations Manager 2022 にアップグレードすることをお勧めします。

System Center - Operations Manager は、実行アカウントを使用してネットワーク デバイスの検出、監視を行います。 実行アカウントに含める情報により、管理サーバーはネットワーク デバイスと通信できます。 SNMP v1、v2 および v3 を使用するデバイスを監視することができます。

SNMP v1 または v2 を使用するネットワーク デバイスには、デバイスへの読み取り専用のアクセスを提供するためのパスワードとして機能するコミュニティ文字列を指定する実行アカウントが必要です。

SNMP v3 を使用する各ネットワーク デバイスには、次の資格情報を提供する一意の実行アカウントが必要です。

  • ユーザー名:デバイスの構成から取得します。

  • コンテキスト:ユーザー名と共に SNMPv3 エージェントに送信される要求のアクセス許可を決定する名前。

  • 認証プロトコル:MD5 for Message Digest 5、SHA for Secure Hash Algorithm、または NONE

  • 認証キー:1 ~ 64 文字で構成される文字列。認証プロトコルが MD5 または SHA の場合は必須

  • プライバシー プロトコル:DES (Data Encryption Standard)、AES (Advanced Encryption Standard)、または NONE

  • プライバシー キー:1 ~ 64 文字で構成される文字列。プライバシー プロトコルが DES または AES の場合は必須

    Note

    認証キーとプライバシー キーは入力時にマスクされます。

実行アカウントは、ネットワーク デバイス検出ルールの作成時に作成できます。または、あらかじめ実行アカウントを作成しておき、検出ルールの作成時に適切なアカウントを選択するこもできます。

Operations Manager のインストール時には、SNMP 監視アカウントおよび SNMPv3 監視アカウントの 2 つの実行プロファイルが作成されます。 検出ルールの作成時に作成したネットワーク デバイス検出用の実行アカウントは、自動的に適切な実行プロファイルに関連付けられます。

次の手順