ルールまたはモニターをオーバーライドする方法
重要
このバージョンの Operations Manager はサポート終了に達しました。 Operations Manager 2022 にアップグレードすることをお勧めします。
モニター、属性、オブジェクト検出およびルールに関する System Center - Operations Manager の監視設定の構成は、オーバーライドによって調整します。 上書きを作成すると、それを単一の管理対象オブジェクトや管理対象オブジェクトのグループに適用できます。 オーバーライドの作成および編集を行うには、高度なオペレーター ユーザー権限が必要です。
オーバーライドの使用は、Operations Manager によって収集されるデータの量を制御する上で重要です。 モニタ、ルール、または属性を作成するとき、特定のオブジェクトの種類を対象としますが、利用可能なオブジェクトの種類の対象範囲が広い場合がよくあります。 このような場合、グループとオーバーライドを併用することで、モニター、ルール、属性、またはオブジェクト検出の対象を絞り込むことができます。 管理パックからの既存のモニター、ルール、属性、またはオブジェクト検出をオーバーライドすることもできます。
オーバーライドは、クラスに適用されるオーバーライド、グループに適用されるオーバーライド、特定のオブジェクトに適用されるオーバーライドの順番で適用されます。 詳細については、「Using Classes and Groups for Overrides」(オーバーライドにクラスとグループを使用する) を参照してください。
新しいモニターをオーバーライドするには、次の手順を使用します。これらの手順は、ルール、属性、オブジェクト検出をオーバーライドするときにも使用できます。 オーバーライドを作成するには、高度なオペレーターまたは管理者のユーザー権利が必要です。
モニターをオーバーライドするには
Operations Manager Advanced Operator ロールのメンバーであるアカウントを使用して、コンピューターにサインインします。
オペレーション コンソールで、[作成] を選択 します。
[ 作成 ] ワークスペースで、[ 管理パック オブジェクト ] を展開し、[モニター] を選択 します。
[ モニター ] ウィンドウで、オブジェクトの種類を完全に展開し、モニターを選択します。
オペレーション コンソールのツール バーで、[ オーバーライド ] を選択し、[ モニターのオーバーライド] をポイントします。 このモニターに対して、特定の種類のオブジェクトまたはグループ内にあるすべてのオブジェクトをオーバーライドするように選択できます。 オーバーライドするオブジェクトの種類のグループを選択すると、[ プロパティのオーバーライド ] ダイアログが開き、このモニターに含まれる既定の設定を表示できます。 モニターに含まれる各設定をオーバーライドするかどうかを選択できます。
Note
[オーバーライド] ボタンが使用できない場合は、[モニター] ペインでコンテナー オブジェクトではなく、モニターを選択していることを確認します。
オーバーライドする各パラメーターの横にある [オーバーライド] 列をクリックし、チェック マークを付けます。 これで [オーバーライド値] を編集できます。 [オーバーライド値] の値をパラメーターで使用する値に変更します。
[ 移行先管理 パックの選択] ボックスの一覧から管理パックを選択するか、[ 新規] を選択して新しい封印されていない管理パックを作成します。 保存先の管理パックの選択の詳細については、「オーバーライド用管理パックの作成」を参照してください。
変更が済んだら [OK] を選びます。
次の手順
Operations Manage のクラスとグループ間の違いと、それぞれにワークフローを適用する方法について理解するには、「Operations Manager でのオーバーライドにクラスとグループを使用する」を確認してください。
管理パックで定義されたアプリケーションまたはサービスの監視構成を管理するための基本的な概念を理解するには、「管理パック ライフ サイクル」を参照してください。
フィードバック
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