System Center の計画 - Service Manager のパフォーマンスとスケーラビリティ
この記事では、System Center - Service Manager の一般的なパフォーマンスとスケーラビリティの計画ガイダンスについて説明します。 Service Manager は、推奨される最小ハードウェアのパフォーマンス標準を満たすように構築されていますが、特定のシナリオのハードウェア要件は、ここで示す一般化されたガイドラインよりも高いか低いか可能性があります。 この記事では、Service Manager ソフトウェアに関する考慮事項についても説明します。
Service Manager は、データベース、データ アクセス モジュール、およびコンソールで構成される 3 層アプリケーションです。
- すべての Service Manager デプロイ トポロジ (最大から最小まで) には、物理的または仮想的に関係なく、3 つのレベルがすべて含まれます。
- 最小規模の展開トポロジでは、物理サーバーまたは仮想サーバーが 2台必要です。 最大規模の展開トポロジは、5 台以上のサーバーを使用する構成です。
- サーバーは、管理サーバー上で Service Manager コンソールと Service Manager データベースをホストします。 データ ウェアハウス管理サーバーは、Service Manager データ ウェアハウスをホストします。
Service Manager のサイズ設定ヘルパー ツール
Service Manager のサイズ設定ヘルパー ツールは、このガイドの詳細を使用して展開するハードウェアとソフトウェアのサイズを設定するのに役立ちます。 このツールは、 Service Manager ジョブ エイド のドキュメント セット (SM_job_aids.zip) に含まれています。 ツールは以前のバージョンの Service Manager 用に作成されましたが、その推奨事項は引き続き有効です。
このツールの機能は、次のとおりです。
- さまざまな使用状況や展開環境で、どのようなハードウェア (個々のコンピューター、CPU、ハード ドライブの使用済みまたは空きディスク領域、RAID レベルなど) が必要かを予測できます。 使用状況は、Service Manager データベース内の構成項目の数、1 か月あたりの作業項目数、およびデータ ウェアハウス内のデータの日数によって示されます。
- 各展開環境のトポロジ図を見ることができます。 この図は、物理サーバー 1 台、サーバー 2 台、4 台、および 5 台以上の場合のハードウェア構成を示します。
- 入力に基づいて、シナリオに必要な空きハード ドライブ領域と使用済みハード ドライブ領域を計算するのに役立ちます。 算出された値は推測値です。必ず満たさなければならない固定値ではありません。