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VMM のユーザー ロールの設定

重要

このバージョンの Virtual Machine Manager (VMM) はサポート終了に達しました。 VMM 2022 にアップグレードすることをお勧めします。

この記事では、System Center - Virtual Machine Manager (VMM) のユーザー ロールを設定する方法について説明します。

開始する前に

  • ユーザー ロールについては、こちらを参照してください。

  • ロールを作成したり、ユーザーを追加したりするための適切なアクセス許可を持っていることを確認します。

    • 管理者ロール: 管理者はユーザーを追加および削除できます。
    • 代理管理者ロール: 管理者はロールを作成できます。 委任された管理者は、スコープ、ライブラリ サーバー、実行アカウントのサブセットを含む委任された管理者ロールを作成できます。
    • 読み取り専用の管理者ロール: 管理者はロールを作成できます。 委任された管理者は、スコープ、ライブラリ サーバー、実行アカウントのサブセットを含む読み取り専用管理者ロールを作成できます。
    • 仮想マシン管理者ロール (VMM 2019 以降に適用): 管理者はロールを作成できます。 委任された管理者は、スコープ全体、またはスコープ、ライブラリ サーバー、Run-As アカウントのサブセットを含む VM 管理者ロールを作成できます。
    • テナント管理者ロール: 管理者と委任された管理者は、このロールを作成できます。
  • 管理者ロールは、VMM のインストール時に既定で作成されます。 インストールを実行するユーザーと、サーバー上のローカル Administrators グループ内のすべてのドメイン ユーザーが管理者ロールに追加されます。 ロールのプロパティでメンバーを追加または削除できます。

ロールの作成

  1. [設定]> [Create CreateUser Role]\(ユーザー ロールの作成>\) を選択します。

  2. ユーザー ロールの作成ウィザードで、ロールの名前と説明 (省略可能) を入力し、[次へ] を選択します。

  3. [ プロファイル] ページでロールを選択し、[ 次へ] を選択します。

  4. [ メンバー] で、[ 追加] を選択して、ユーザー アカウントと Active Directory グループをユーザー ロールに追加します。 [ユーザー、コンピューター、またはグループの選択] にメンバーを追加し、[次へ] を選択します。

  5. [スコープ] で、ロールのメンバーが使用できるプライベート クラウドまたはホスト グループを選択します。 [次へ] を選択します。

  6. 1 つまたは複数の [クォータ] ページが表示される場合は (前のウィザード ページでプライベート クラウドを選択したかどうかによります)、確認し、必要な場合は各プライベート クラウドのクォータを指定します。 そうでない場合は、次の手順に進みます。 読み取り専用の管理者は、この定義されたスコープ内にある項目のみを表示できます。

    このユーザー ロールのすべてのメンバーにまとめてクォータを設定するには、上の一覧を使用します。 このユーザー ロールの個々のメンバーごとにクォータを設定するには、下の一覧を使用します。 既定では、クォータは無制限です。 制限を作成するには、[最大値を使用] の下にある適切なチェック ボックスをオフにして、[割り当てられたクォータ] で制限を選択します。 すべての設定が完了したら、[ 次へ] を選択します。

  7. [ライブラリ サーバー] ページが表示されたら、1 つまたは複数のライブラリ サーバーを追加します。

  8. [ ネットワーク] で、[ 追加] を選択して、このロールのメンバーが使用できる VM ネットワークを追加します。 [次へ] を選択します。

  9. [ リソース] で、[ 追加 ] を選択してリソースを追加します。 [ ユーザー ロールのデータ パスの指定] で、[参照] を選択 して 、このユーザー ロールのメンバーがデータのアップロードに使用できるライブラリ パスを指定します。 [次へ] を選択します。

  10. [アクセス許可] ページで、このロールのメンバーによる実行を許可するグローバル アクションとクラウド固有アクションを選択します。 [次へ] を選択します。

  11. [実行アカウント] ページが表示されたら、このロールのメンバーが使用できるようにする実行アカウントを追加します。 そうでない場合は、次の手順に進みます。

  12. [VM ネットワークのクォータ] ページが表示されたら、このユーザー ロールのメンバーが作成できる VM ネットワークの数を制限するクォータを確認して指定します。 そうでない場合は、次の手順に進みます。

    このユーザー ロールのすべてのメンバーが作成できる VM ネットワークの合計数を制限するには、上の設定を使用します。 このユーザー ロールの各メンバーが個別に作成できる VM ネットワークの数を制限するには、下の設定を使用します。

  13. [ 概要] ページで設定を確認し、[ 完了 ] を選択してロールを作成します。 [設定][セキュリティ][ユーザー ロール] に表示されるロールを確認します。