Azure Spatial Anchors の概要
Azure Spatial Anchors は、HoloLens 用、ARKit を使用した iOS デバイス用、ARCore を使用した Android デバイス用に空間認識 Mixed Reality アプリケーションを作成するためのツールを開発者に提供します。
開発者は、Azure Spatial Anchors を使用して、空間認識、目的とする特定の場所のマーク付け、それらの目的地の記憶を互換性のあるデバイスから行うことができます。
Azure Spatial Anchors のユース ケースには、次のようなものがあります。
ワールド トラッキング: ユーザーは自分の携帯電話を使ってエリアをスキャンし、そのカメラに写るものに基づき、実世界で自分がいる場所を判断できます。 アプリケーションを使用すると、ユーザーのビューに戦略的に矢印が配置され、ナビゲーションが簡単になります。
モノのインターネット: いくつかのセンサーを備えた工場設備の 1 つの前に立っているとします。 設備の特定の部分に問題がある場合は、問題領域を指す矢印がビューに表示されることがあります。 デバイスを見ただけで、機器に関する重要なあらゆる情報をすぐに確認できます。
AR Foundation
Unity 内の AR Foundation を使用すると、複数のプラットフォームにわたって拡張現実システムを操作できます。 このパッケージによって Unity 開発者にインターフェイスが提供されますが、拡張現実機能は含まれていません。 ターゲット デバイスで、Unity の公式にサポートされているターゲット プラットフォーム用の個別のパッケージも必要になります。
- Android 上の Google ARCore XR プラグイン
- iOS 上の Apple ARKit XR プラグイン
- HoloLens 2 上の OpenXR プラグイン
- Meta Quest 上の Meta OpenXR 機能
ARAnchorManager スクリプト
デバイスで追跡したい空間内の点を "アンカー" と呼びます。 アンカー マネージャーでは、アンカーごとに GameObjects を作成します。 通常はデバイスでさらに作業を行い、その有効期間を通じてアンカーの位置と方向を更新します。
ARAnchorManager クラスの anchorPrefab フィールドは、コンテンツを対象にしたものではありません。 代わりに、AR Foundation では、AddComponent 以外の方法 (アンカーを使用した ARWorldMap オブジェクトの読み込みなど) を使用して、アンカーを表す新しい GameObject を構築します。
プレハブ フィールドを使用すると、アンカーの既定の動作を拡張できます。 世界中のコンテンツの展開にこれを使用しないことをお勧めします。
リソース
リソース グループは、Web アプリ、データベース、ストレージ アカウントなどの Azure リソースをデプロイおよび管理するための論理コンテナーです。
Spatial Anchors アカウントは、通常の英数字を使用する一意のリソース名です。