Azure の音声認識を使用してコマンドを実行する

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Speech CLI は、コードを記述せずに Speech サービスを使用するためのコマンドライン ツールです。 Speech CLI は最小限のセットアップしか必要とせず、音声サービスの主要な機能をすぐに試して、使用事例に対応できるかどうかを簡単に確認できます。 数分で、ファイルのディレクトリからのバッチ音声認識や、ファイルからの文字列のコレクションのテキスト読み上げなど、簡単なテスト ワークフローを実行できます。 単純なワークフロー以外にも、Speech CLI は運用対応であり、自動化された .bat やシェル スクリプトを使って大規模なプロセスを実行するようにスケールアップできます。

Speech SDK の主な機能は、Speech CLI で利用できます。また、Speech CLI では、一部の高度な機能とカスタマイズが簡略化されています。 どのようなときに Speech CLI または Speech SDK を使用するかを判断するには、次のガイドラインを考慮してください。

Speech CLI を使用する場合:

  • 最小限の設定で、コードを使用せずに、Speech サービスの機能を実験する必要があります。
  • Speech サービスを使用する運用アプリケーションの要件が比較的簡単です。

Speech SDK を使用する場合:

  • 特定の言語またはプラットフォーム (C#、Python、C++ など) で、Speech サービスの機能を統合する必要があります。
  • 応答ストリーミングなど、高度なサービス要求やカスタム動作が必要となる可能性がある複雑な要件がある場合。