SAP HANA on Azure (Large Instances) のライセンスに関する考慮事項を調べる

完了

HANA の場合、SAP HANA (プラットフォームまたはエンタープライズ エディション) にはライセンスとソフトウェア インストール コンポーネントが必要です。

SAP アプリケーションの場合は、以下を考慮する必要があります。

  • SAP HANA に接続する SAP アプリケーションのライセンスとソフトウェア インストール コンポーネント、および関連する SAP サポート契約。
  • SAP HANA on Azure (L インスタンス) 環境で使用される SAP 以外のアプリケーションのライセンスとソフトウェア インストール コンポーネント、および関連するサポート契約。

また、次のことを考慮する必要があります (前に説明したように、HANA Large Instance データセンター内にはインターネット アクセスはありません)。

  • SUSE Linux Enterprise Server 12 for SAP Applications のライセンス: Microsoft が提供するオペレーティング システムは、SUSE に登録されていません。 また、Subscription Management Tool インスタンスにも接続されません。 これを修復するには、SUSE Linux Subscription Management Tool を Azure VM にデプロイする必要があります。 このツールにより、SAP HANA on Azure (L インスタンス) を SUSE で登録し、個々に更新できるようになります
  • Red Hat Enterprise Linux 6.7 または 7.x for SAP HANA のライセンス: Microsoft が提供するオペレーティング システムは、Red Hat に登録されていません。 また、Red Hat Subscription Manager インスタンスにも接続されません。 これを修復するには、Red Hat Subscription Manager を Azure VM にデプロイする必要があります。 Red Hat Subscription Manager により、SAP HANA on Azure (L インスタンス) を Red Hat で登録し、個々に更新できるようになります