Azure DNS ゾーンを作成する
Azure DNS は、仮想ネットワーク内のドメイン名を管理および解決するための信頼性の高い安全な DNS サービスを提供します。カスタムの DNS ソリューションを追加する必要はありません。
Azure DNS ゾーンにより、ドメインの DNS レコードがホストされます。 Azure DNS でドメインのホストを開始するには、お使いのドメイン名の DNS ゾーンを作成する必要があります。 ドメインの DNS レコードはすべて、お使いの DNS ゾーン内に作成されます。
DNS ゾーンについて知っておくべきこと
次の画像のように、Azure portal で DNS ゾーンを追加できます。 DNS ゾーンを作成するには、いくつかの構成設定が必要です。 ポータルでは、DNS ゾーンの名前、レコードの数、リソース グループ、ゾーンの場所、関連サブスクリプション、DNS 名サーバーを指定します。
少しばかり時間を取り、DNS ゾーンに関する重要な特性をいくつか確認してください。
リソース グループ内では、DNS ゾーンの名前は一意にする必要があります。
新しい DNS ゾーンの作成時に一意の名前を指定することで、Azure では、その DNS ゾーンがリソース グループに既に存在するということがありません。
複数の DNS ゾーンに同じ名前を付けることはできますが、DNS ゾーンは別のリソース グループに存在するか、別の Azure サブスクリプションに存在する必要があります。
複数の DNS ゾーンで同じ名前を共有するとき、各 DNS ゾーン インスタンスは異なる DNS ネーム サーバー アドレスに割り当てられます。
ルートおよび親ドメインはレジストラーに登録され、その後、Azure DNS を指すようになります。
子ドメインは Azure DNS に直接登録されます。
ヒント
所有していないドメイン名でも、Azure DNS 内にそのドメイン名で DNS ゾーンを作成できます。 ただし、ドメインを構成するには、ドメインを所有する必要があります。