トポロジ
Azure Network Watcher の Topology 機能を使うと、ネットワーク構成を理解するためにネットワーク全体を視覚化できます。 その対話型インターフェイスを使って、複数のサブスクリプション、リソース グループ、場所にまたがる Azure 内のリソースとそれらの関係を表示できます。 リソース ビューにドリルダウンして、リソースのコンポーネント レベルの視覚化を表示することもできます。
トポロジでサポートされるリソースの種類を次に示します。
- アプリケーション ゲートウェイ
- Azure Bastion ホスト
- Azure Front Door プロファイル
- ExpressRoute 回線
- ロード バランサー
- ネットワーク インターフェイス
- ネットワーク セキュリティ グループ
- プライベート エンドポイント
- Private Link サービス
- パブリック IP アドレス
- 仮想マシン
- 仮想ネットワーク ゲートウェイ
- 仮想ネットワーク
トポロジを表示するには、次の手順に従います。
- Azure portal の上部にある検索ボックスに「モニター」と入力します。 検索結果から [モニター] を選択します。
- [分析情報] で、[ネットワーク] を選択します。
- [ネットワーク] で、[トポロジ] を選択します。
- [スコープ] を選択して、トポロジのスコープを定義します。
- [範囲の選択] ペインで、トポロジを表示するリソースの [サブスクリプション]、[リソース グループ]、[場所] の一覧を選びます。 [保存] を選択します。
- トポロジに含めるリソースの種類を選び、[適用] を選びます。
各ネットワークの基本ユニットにドリルダウンするには、各リソースのプラス記号を選択します。 リソースにカーソルを合わせると、そのリソースの詳細が表示されます。 リソースを選択すると、右側にウィンドウが表示され、リソースの概要が表示されます。 トポロジ内の VM にドリルダウンすると、VM に関する詳細が [概要] タブに表示されます。
Network Watcher のネクスト ホップ機能により、送信元 VM から宛先 IP アドレスに到達できるかどうかが確認されます。 Azure Network Watcher のネクスト ホップでは、特定の宛先 IP アドレスのネクスト ホップの種類、IP アドレス、ルート テーブル ID が得られます。 次ホップを知ると、トラフィックが目的の宛先に転送されているかどうか、またはトラフィックがどこにも送信されていないかどうかを判断できます。 不適切なルートを構成して、トラフィックがオンプレミスの場所またはネットワーク仮想アプライアンスに向けられると、接続に関する問題が起こる可能性があります。 ルートがユーザー定義のルートを使用して定義されている場合、そのルートを含むルート テーブルが返されます。 それ以外の場合、ネクスト ホップではルート テーブルとしてシステム ルートが返されます。 結果には、VM からのトラフィックのルーティングに使用されるネクスト ホップの種類とルート テーブルが示されます。