概要
顧客との間に持続可能なリレーションシップを築くことは、どの営業組織にとっても重要な目標です。 これらのリレーションシップは、次の方法で時間の経過とともに構築します。
対象分野に関する専門知識のデモを行い、クライアントの信頼を得る。
期待に応える、または期待を上回る。
顧客に頼られる、信頼できるアドバイザーになる。
組織がこのようなリレーションシップを築くには、長期的なリレーションシップ構築を支援できる適切なツール、リレーションシップを失いつつあったらそのことを把握できる適切なツールを自由に使える必要があります。 Dynamics 365 Sales Insights は、このようなリレーションシップを構築できるよう営業担当者を支援します。 管理者は、組織のニーズに最も合うように、さまざまな Sales Insights コンポーネントを構成できます。
このモジュールでは、次のような Sales Insights コンポーネントを設定し、構成する方法について説明しました。
Sales Insights ライセンスに付属する無償ユーティリティまたは高度な機能を使用しているかに応じて利用可能な機能を検証。
新しい アシスタント スタジオを使って、ユーザーにどのカードを許可するかをコントロールして分析情報カードを管理する方法、アプリケーションで特定のカードのタイプを優先させる方法を検証。
アシスタント スタジオと Power Automate を組み合わせて、組織のニーズに応じて顧客分析情報カードを作成する方法を検証。
電子メール エンゲージメントや自動取り込みなどの生産性機能を使用するためのプロセスと必要なテクノロジーを確認。
リレーションシップ分析や話題などのつながり分析情報機能を構成する方法について検証。
予測リードおよび営業案件スコアリング機能をアプリケーション内で設定し、構成する方法を説明。
次のステップでは、自分のユーザーが Dynamics 365 for Sales のこれらの機能をどのように活用できるのかについて、より正確に全体像を示します。 電子メール エンゲージメントのようなツールを利用して、より豊かなエンゲージメント活動を行う方法についても説明します。 また、予測スコアリング モデルを使用して、最も成功率の高い転換やクローズをもたらすリードおよび営業案件を特定する方法についても説明します。