変更フィードプロセッサを実装する

5 分

変更フィードプロセッサは、数手順で作成されます。

監視対象 (ソース) コンテナー変数からプロセッサビルダーを取得します
ビルダーを使用して、デリゲート、プロセッサ名、リースコンテナー、ホストインスタンス名を指定して、プロセッサを構築します
プロセッサを起動します

まず、ソースとリースコンテナーの両方用に Microsoft.Azure.Cosmos.Container のインスタンスを作成する必要があります。

Container sourceContainer = client.GetContainer("cosmicworks", "products");

Container leaseContainer = client.GetContainer("cosmicworks", "productslease");

次に、コンテナーインスタンスの GetChangeFeedProcessorBuilder メソッドを使用してビルダーを作成できます。この時点で、変更の各バッチを処理するプロセッサとデリゲートの名前を指定する必要があります。

var builder = sourceContainer.GetChangeFeedProcessorBuilder<Product>(
    processorName: "productItemProcessor",
    onChangesDelegate: changeHandlerDelegate
);

ビルダーには、次を含む (これらに限定されません) プロセッサを構成する一連の fluent メソッドが付属しています。

方法	説明
WithInstanceName	ホストインスタンスの名前
WithStartTime	後で変更の検索を開始する場合に、(特定の時点の) ポインターを設定します
WithLeaseContainer	リースコンテナーを構成します
WithErrorNotification	実行中のエラーを処理するデリゲートを割り当てます
WithMaxItems	各バッチ内の項目の最大数を定量化します
WithPollInterval	プロセッサが新しい変更の変更フィードをポーリングするときの遅延を設定します

簡単な例として、WithInstanceName を使用してインスタンス名を、WithLeaseContainer を使用してリースコンテナーを構成し、その後、変更フィードプロセッサを構築します。

ChangeFeedProcessor processor = builder
    .WithInstanceName("desktopApplication")
    .WithLeaseContainer(leaseContainer)
    .Build();

結果として得られる変更フィードプロセッサには、プロセッサを非同期的に実行および終了する StartAsync と StopAsync メソッド両方が含まれます。

await processor.StartAsync();

// Wait while processor handles items

await processor.StopAsync();

続行

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