定期的なパターンの定義

完了

これまで、このモジュールでは予約設定によって作成される作業指示書と予約の詳細を定義することに焦点を当ててきました。 ここでは、これらの項目の作成時期について説明します。 これらの項目を作成するには、予約の定期実行を作成します。 コマンド バーで予約の定期実行を選択した後、次のパラメーターを定義します。

  • 定期的なパターン - 項目の実行頻度を定義します。 毎日、毎週、毎月、または毎年を指定できます。 指定した内容に応じて、異なるオプションが表示されます。

  • 定期実行範囲 - パターンの時間枠を指定します。 既定では、契約で指定されている日付に設定されますが、任意の範囲に設定することもできます。

次の図では、月単位の定期的なパターンの例を示します。

31 日未満の月の場合は、繰り返しがその月の末日に自動的にトリガーされます。

インシデントの追加

Dynamics 365 Field Service では、インシデントを使用して、作業指示書の製品、サービス、タスクなどの項目の入力を簡素化できます。 インシデント タイプを作業指示書に追加すると、そのインシデント タイプにおける前述の項目も作業指示書に自動的に追加されます。 作業指示書は契約によって自動生成されるため、インシデントを予約設定に関連付けると便利です。 それによって、作業指示書を作成すると、インシデントに定義されているすべての項目も自動的に追加されます。 1 つの契約には複数のインシデントを追加できます。 たとえば、毎月の造園サービスの予約を作成する場合には、造園インシデントの種類を含めることができます。 この予約には、必要な廃棄サービスや、作業を完了する担当者のタスク リストを含めることができます。

複数のインシデントを予約設定レコードに追加するには、サブグリッド タブに移動し、インシデント サブグリッドで新規契約予約インシデントを選択します。