Azure Container Registry リポジトリのイメージを使って Web アプリをデプロイする
Azure Container Registry から直接 Azure App Service に Web アプリをデプロイできます。
シナリオ例では、チームは App Service に Web アプリをホストします。 Container Registry のリポジトリから Web アプリのイメージを取得するように App Service を構成する必要があります。
このユニットでは、Container Registry のリポジトリから Web アプリをデプロイするように App Service を構成する方法について説明します。
Azure Container Registry 内のリポジトリから Web アプリをデプロイする
Docker イメージから Web アプリを作成する場合、次のプロパティを構成します。
- イメージが格納されたレジストリ: レジストリには、Docker Hub や Container Registry、またはその他のプライベート レジストリを指定できます。
- イメージ: この項目は、リポジトリの名前です。
- タグ: この項目で、リポジトリから使うイメージのバージョンを示します。 慣例により、最新のバージョンに対してビルド時に [最新] タグが付けられます。
- スタートアップ ファイル: この項目は、イメージが読み込まれるときに実行される実行可能ファイルまたはコマンドの名前です。 これは、
docker run
を実行して、コマンド ラインからイメージを読み込む場合に Docker に指定できるコマンドに相当します。 既にENTRYPOINT
やCOMMAND
の値を構成済みの、すぐに実行できるコンテナー化されたアプリをデプロイする場合は、これを入力する必要はありません。
Web アプリを構成した後は、ユーザーが初めてサイトにアクセスしようとしたときに、"コールド スタート" 操作として Docker イメージがプルおよび実行されます。 最初はアプリが起動するまでに数秒かかる場合がありますが、その後はすぐに利用できるようになります。