はじめに
Azure では、Azure Marketplace で入手可能な標準の仮想マシン イメージから Windows と Linux の仮想マシンをデプロイできます。 組織では、これらの標準イメージを使用して、選択したオペレーティング システムが実行される仮想マシンをデプロイすることができます。 その後、これらの仮想マシンには、必要な追加のソフトウェアをインストールできます。 このアプローチは、特定の要件に合わせて仮想マシンをカスタマイズし、構成を変更し、特定のアプリケーションを追加する必要のある企業にとって、常に最適であるとは限りません。 Azure 内では、カスタマイズした独自のイメージを作成し、それを使用して仮想マシンをデプロイすることができます。
あなたは、大規模な財務組織のソリューション アーキテクトであるとします。 その組織では、Azure 上に仮想マシンを使用する新しい環境を構築しています。 組織では、カスタマイズされたイメージを要件に合わせて構成する必要があります。 これらのイメージから、仮想マシンを作成してデプロイすることができます。 組織には、これらのイメージからの仮想マシンを格納して作成する方法が必要です。 あなたの目標は、Azure イメージをカスタマイズするためのオプションと、これらのイメージを使用して仮想マシンをデプロイする方法を評価することです。
このモジュールでは、カスタマイズされたイメージを作成する方法を学習します。 イメージを一般化する方法を確認し、さらに一般化されたイメージから特殊化されたイメージを作成します。 また、イメージを使用して仮想マシンをデプロイする方法も確認します。
学習の目的
このモジュールでは、次のことを行います。
- 特殊化された仮想ハード ディスクを作成する方法を確認する。
- 既存のマネージド ディスクから仮想マシンを作成する。
- 仮想マシン イメージを作成する。
- 既存の仮想マシン イメージから仮想マシンを作成する。
前提条件
- Azure 仮想マシンに関する基本的な知識